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第16話(12)

 鈴口を擦ってピストンを速めると、店長が呻いて白濁を吐き出す。  そのキュッと締まった刺激で僕も熱い欲を解き放つと、店長は床に崩れ落ちた。  僕も荒い息を吐きながらゆっくりと引き抜く。  その刺激で震える店長の崩れて張り付いた前髪を梳いて目を合わせると、店長はゼェゼェ息を乱しながら潤んだ目でこっちを見上げた。  目尻から頬に残る涙の跡を指でなぞると、店長はわずかに顔を背ける。  ヒューヒューと喉が掠れて辛そうなのを見て、腕のネクタイを解いて布団をかけてから僕はキッチンへ走った。 「店長、水……」  しゃがんでペットボトルを見せても、店長は苦しそうに眉を寄せているのに逃げようとする。 「……嫌でも飲んで」  パキッと蓋を開けて口に含むと、僕は店長の顔を捕まえてその口を塞いだ。  無理矢理舌を挿し込んで口移ししても、暴れるせいでほとんどその口の端から流れてしまう。 「フザ……けんな。……離せ」  それでも多少マシになったのか掠れた声を出すと、店長は思いっきりこっちを睨んだ。 「嫌だよ。離せない」  もう一度口に水を含んで今度は指で鼻も塞ぐ。  苦しそうに首を振ろうとするのも昔から叩き込まれた絞め技で軽く押さえると店長はやっとゴクリと喉を鳴らした。

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