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第20話(2)
一度引き抜いてローションを足しつつ指も増やす。
「あ……ふっ……くっ、あぁっ!!」
ぐちゅぶちゅと卑猥な音がしてお酒で赤い店長の顔も更に赤くなってきた。
軽く腕を払うだけで顔を隠していた腕も退いて、眉を寄せて吐息を吐きながら喘ぐ店長の姿にこっちの下半身がググッと更に反応をする。
唇を噛んでから勃ち上がって蜜を垂らしながら震える店長の太い先端を咥えて、片手で後ろを、もう片手で僕のパンツの前を寛げてキツくなっていたモノを取り出した。
指をバラバラと動かしつつ馴染んだのを確認して、自身の竿にゴムを被せる。
「待っ!!」
とろんとしつつも、窄まりに充てられたのを感じて店長が形だけの制止をかけた。
その僅かに逃げる腰に合わせてこっちの腰を進めると、解れた後孔はぐぷんと簡単に僕の先端を飲み込む。
「くっ、うぅ……がっ……あ」
酔っているお陰か力の入り切らない身体はしっかりその足を抱えると僕の侵入を許してしまうらしい。
仰け反ってできたその空間に枕を差し入れて、僕は一旦店長が落ち着くのを待った。
「あ……はぁ……」
動かさずにその頬や頭を撫でるとゆっくり店長が目を開く。
「挿れても萎えてないよ。てか、挿れただけでちょっとイった?」
涙目の店長はぼんやりこっちの方を見るだけで何を捉えているのかはわからない。
「後ろ を気に入ってくれてよかったよ」
笑ってキスをすると、僕は足を抱え直した。
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