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第21話(3)
「店長……あのボックスに入ってた媚薬ってさぁ……効いたの?」
床に両膝を付いて耳元で聞くと、店長は身体を震わせる。
「持ってきてあげるからさぁ……飲む?」
「やっ!やめっ!てか、早くこれ止めて抜けっ!」
笑いながら胸のガチガチに尖った先端を摘むと店長は睨みながら上半身を揺すった。
「んー。お尻が気持ちいいって身に沁みた?」
「フザけんなっ!!」
まだ睨んで素直に認めない店長に意地悪したくなる。
出かけて1コマだけ授業を受けて帰ってきて……約2時間。
振動に慣れたのだろうか?
まぁ、さっきもまだ軽く喘いでいたから今は強がっているんだろうけど。
店長の反応を見た僕は立ち上がってそのまま店長の寝室に入った。
サイドテーブルの下のボックスから箱が空いていて1瓶減っている怪しさ満点のその媚薬とやらを手にしてフタを開ける。
匂いを嗅いでも何か甘ったるい匂いがするのみ。
グッと一気に口に含むとそのまま飲み込まずにリビングへ戻った。
「おい!マジで!早くっ!ん、ぬ……抜け!!……っ」
バタつく店長のすぐ側でまた膝を付くと、鼻を摘んで食い縛っている口が開くのを待ってから自らの口で塞ぐ。
舌をねじ込みつつ含んでいた媚薬も流し込むと、首を振ろうとしていた店長もさすがにゴクリと喉を鳴らした。
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