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第22話(7)
店長の両膝に手を付いて体重を掛けるように押し進めると、店長が短く声をあげて後はただパクパクと口を開ける。
その姿に満足しながらその太腿を抱えると僕は一度腰を引いて一気に突き刺した。
跳ねる身体も叫ぶような喘ぎもたっぷり堪能して店長の反応をしっかり見極める。
溶け切ってただ気持ちよくなればいい。
僕だけを見て、僕だけにその乱れた姿を晒せばいい。
「あ、あ"ぁっ!!も……待っ!っ……」
眉を寄せて足を突っ張らせる。
触れてもいないのに動きに合わせて揺れていた店長の屹立はトロトロともう蜜を溢してまくって限界なほど猛りきっていた。
「イって」
囁いて腰を打ち付けようとすると、店長はシーツから手を離して僕の首に手を回す。
しがみついてくるその姿が嬉し過ぎて危うく果てそうになった。
「全く……」
身体を密着させていて引き抜けない分、小刻みに刺激しながら腰を動かして角度を変えてその内側を抉る。
「んっ、はぁっ!!さく……らぁっ!!……も、無理っっ……っ!!」
「くっ……」
ビクンと震えて店長が欲を弾けさせた。
その時の締まるキツさに僕も吐精してそのまま脱力する。
2人で絡み合うように乱れた息を吐き出してその熱が収まるのを待った。
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