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第25話(5)
「や……明日……しご……」
ちゃんと反応してとっくにキツそうなソレを握ると、雅美さんは眉を寄せてイヤイヤと首を振る。
キスの合間に訴えてくるそれは無視をしてシャツごと捲り上げて腕に引っ掛けたまま押し倒すと、下着ごとスラックスも抜き取った。
バンザイの状態で戸惑うように逃げようとする雅美さんにもう一度キスをする。
唇を割り開いて歯列をなぞり、甘噛みして、舌を絡めて……その顎を唾液が伝い、ぼんやりと熱に溺れた目がこっちを見るのがたまらない。
「さ……くら……」
「僕も名前で呼んでよ」
「バッ……そんなのっ」
そこで照れるとか……ズルいだろ?
もうガチガチになって震えている下半身にフッと息を吹きかけてその竿に軽く唇を付ける。
「呼んで」
唇だけで軽く触れるだけにして焦らしているのに雅美さんはたまに吐息を漏らすだけで必死に耐えようとしていた。
意地でも言わないらしい。
「かわいっ」
にこっと笑ってその頬にキスをすると、名前呼びはすんなり諦めて震える竿をしっかり握って扱く。
すぐに先端から蜜を垂らしてぐちゅぐちゅ淫靡な音を響かせると雅美さんの腰は浮き始めて声にもどんどん艶が混じり始めた。
「んっ……はぁっ……あ……」
血管がくっきりと浮き上がり硬度を上げた竿がまたグンッと質量を増す。
「待っ……」
「待たない」
手の動きを速めて胸の突起にも甘噛みすると、ビクッと震えて雅美さんは盛大に白濁を飛ばした。
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