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第26話(3)
支えながら位置を調整すると、
「いいよ。腰下ろせる?」
「んっ……ふっ、あ……」
珍しく素直に雅美さんも僕の髪に指を差し込んで少しずつ腰を下ろす。
そんな初めて見る積極的で性急な姿に僕はかつてないほど張り詰めていてガチガチの先端を飲み込むのは辛そうだ。
「ねぇ、ローションだけでも持って来……」
「や……んんっ……くっ、あ、あぁーーーーーーっ!!……っっ」
それでも言葉の途中で雅美さんは力を抜いて自分の手で左右に割り開きながらぐぷんっと一気に腰を下ろして受け入れる。
ピタリと動きを止めて僕の頭を抱き締めて荒い息を吐くその背を僕はただゆっくり撫で続けた。
「……雅美さん。……大丈夫?」
その表情を窺いながら聞くと、雅美さんは深く息をしながら少し体を起こす。
だが、体が上がる度にまた角度が変わるのか漏れる吐息がかなり色っぽかった。
思いっきり腰を突き上げたくなるのを我慢して目の前にある胸に口を付ける。
「さく……らぁ、待っ……あ……ん"んっ!!」
仰け反ろうとするその腰と背中を支えつつ倒れてしまうのは防ぐと雅美さんは僕の両肩に爪を食い込ませて潤んだ目を僅かに開けた。
「な……あァっっ!!」
「ん?」
「な、か……」
吐息を混ぜながら僕の頭を抱え込んでくる。
「気持ちいい?」
「も……んンっ!出せっ!!」
こんな自ら中出しを求めてくるなんて……驚きつつもうねって締め付けられるその刺激に僕は遂に耐えきれずに下から腰を思いっきり打ち付けた。
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