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第27話(7)
「んっ……あ……はぁっ……」
すぐに雅美さんの口から声が漏れ始めて愛撫しながらチュッチュッと何度もその背中にキスをする。
「これ……中も準備してきたの?」
「んっ……わ、悪ぃ……あぁ、か……っ」
吐息混じりのそんな声を聞いて僕はシャワーを掴むとそのまま指を引き抜いた。
サッとシャワーを浴びてすぐに雅美さんの手を引く。
「は?」
戸惑ったような雅美さんを軽く拭いてそのまま脱衣場も後にした。
ベッドの前まで歩いてさすがに気づいたのか、雅美さんは少し恥ずかしそうに下半身を隠す。
いくら大きな雅美さんの手でも片手では隠れないほど膨らんで反り返っているのに。
「来て。今夜はいっぱい愛させて」
ベッドに腰掛けて両手を広げると、雅美さんはゆっくりこっちに歩いてきた。
真っ赤な顔を背けながら僕の上に乗ってくる。
抱き締めつつ横に転がると僕は雅美さんの上に乗ってにっこり笑った。
「力強ぇわ!」
怒鳴る雅美さんの唇を塞いでそのまま舌を入れて上顎をなぞる。
「挿れていい?」
唾液を繋げたままローションをまとわせたモノを雅美さんの後孔に宛てがって軽くその入り口を突付いた。
「聞くなっ!!」
また怒鳴って顔を背ける雅美さんの頬を撫でて大きなその胸に唇を付ける。
「なっ!!ーーーっっ!!」
ピクッと跳ねる雅美さんを見ながら先端を埋め込むと、雅美さんは顎を突き出して大きく背中を仰け反らせた。
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