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第46話

それから10分くらいは二人でぼっーと花火を堪能していた。 「花火と言えばさ、ガキの頃にお前音にビビッて泣いちゃったことあるの覚えてる?」 クスクスと楽しそうに思い出しながら言う。 「覚えてねえよ。」 「実家の近くにある神社でやったやつなんだけど、初めて連れて行ってくれて音にびっくりしてずっと俺の足にしがみついてんの。可愛かったなあ。」 「・・・・・・いつまでもそんなこと覚えてんなよ。」 「えっー、それは無理。歳の離れた弟を守らなきゃって思った瞬間だし。」 「は?何?俺のこと守らなきゃとか思ってんの?」 「まあ。昔はな。今は・・・・・・俺が触るだけで過剰反応しちゃって可愛いから、すげえエロいことしてみたいって思ってる。」 「・・・・・・マジな顔して何言ってんだよ。」 すげえエロいことって・・・・・・今でも十分してる気がするのにまだ先があるわけ? なるべく平静を装って花火を堪能した。 花火の後は一緒に湯船につかりながら、湯船の中でも触られて反応して、一回抜いて・・・・・・俺、こんな性欲あったっけ?ってくらい感じまくる。 兄貴は遊んでるだけあって男慣れはしてるし男の気持ち良いところなんて把握してるんだろうなあ。 自分でもこんなところで感じるか!?って思うところが驚くくらい気持ち良くて何度もイキそうになる。 髪と身体を洗われてバスタオルで拭かれて浴衣を着せられる。 俺が止める間もなく兄貴が全てをやるから俺はされるがままで今はドライヤーをかけられてる。

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