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第4話 高校生2

「なあ、ナオ。前にオレたちが見たのってセックスだよな。」 宿題をやりながら、航平が呟く。 「あー、まあ。男同士でもセックスできるんだなって衝撃的だったしな。」 カランーーー、とコップの中の氷が音を立てる。 「オレ、ナオとあーゆうことしてみたいんだけど、どう?」 「あーゆうのって、セックス?」 「そう。オレ、ナオなら今以上のことでも平気だし。」 「オレも航平なら平気だと思うけど、」 けど、どう考えても体格差からオレが抱かれる側だよな。 それは未知の世界すぎて、オレが耐えられるかわからない。 だって、あの時。あの日見たのは、ケツ穴に突っ込まれてるところだったし。 航平のが入るとか想像できねえ。 オレが悶々と考えていたら目の前にいた航平がいつの間にか隣りに居て、キスをしてきた。 キスされながら、床にそっと押し倒されたオレのTシャツの中に手を突っ込んで直で肌を触る。 航平の手、冷たくて気持ちいい。 暑くて火照った身体に心地よいくらいの冷たさ。 肌を手のひらで撫でるように触わられ、すぅと腹より上の胸の突起へと触れる。 指で弄られ、変な感覚になる。 「男でも乳首って感じるらしいよ。」 耳元で言うもんだから、背中がゾクっとする。  「あぅ、んっ、んぅ、」 自分の口からでる声に羞恥でいっぱいになる。 服の上からでもわかるくらい、オレのも航平のもガチガチになってる。 航平はそれに気付いて、オレの服を簡単に脱がせる。 「ナオ、後ろ向いて。」 「んぁ、、?」 航平にそう言われ、のそのそとうつ伏せになる。 何か顔を見られるのも恥ずかしいんだけど、これもけっこうーーー。 ええええええ!? な、何!!??

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