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翌朝

ベッドに辿り着いてからの俺達は理性なんかどっかに放り投げちゃって、結局抜かずに何回ヤッたかさえよく覚えていない。 この人が色っぽく可愛く誘ってくるもんだから、体力が切れるまでヤリまくってしまった。 気絶するように2人で倒れ込み、気付いたら朝で──── 「おはよう。朝ごはん、食べていくよね」 ベッドに横たわったままぼーっとキッチンに立つ後ろ姿を眺めていたら、気配で気づいたのか声を掛けられた。 「用意しておくから、シャワー浴びてきたら」 エプロンの蝶結びが可愛いな。 そのリボンの下の、お尻も可愛い。 窓から差し込む朝陽に照らされて金色に光る髪、細い腰、捲った袖から出てる肘、とか。 「功太…?」 返事をしない俺を不思議に思ったのか、お玉を片手に振り返る。 つかもうこの人、ぜんぶが可愛い!可愛すぎる!! ふにゃ~っと顔が崩れていくのが自分でも分かる。 分かる、けど。 リュートさんは眉を顰めて俺を見ると、 「シャワー浴びてきて」 少しきつい口調でお玉を突きつけた。 可愛い奥さんか! 時計を見ると、6時過ぎ。 ここからだと8時半に出れば充分間に合うから、あと2時間以上イチャイチャしてられるな。 寝足りなくて欠伸が溢れる。 結局昨日は何時に寝たんだ? 9時…までは覚えてるけど、その後時計を見なかったから。 リュートさん、もしかして朝早く起きて自分で中、洗ったのかな? 俺が洗ってあげたかったなぁ、なんて。 腰、痛くなってないかな? 後でイチャイチャついでに揉んであげよう。

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