【夏木Side】 「ここ、濡れてきちゃった？」 布越しに、硬くなってる部分に触れる。 「ぁんっ…」 そんな声出されたら、俺だって熱くなる。 だけど、 仕事中、仕事中。 呪文を唱えて、それからリュートさんのベルトに手を掛けた。 「リュートさんまだ仕事あるだろ。一回イカせてあげるから、そしたら最後までちゃんと仕事してきて下さい」 「…はい」 はいって、従順で可愛いな、オイ。 ズボンと下着を一緒に下ろすと、リュートさんのピンクのモノがぷるんと飛び出してきた。 恥ずかしいのか、零れそうになった声を口を塞いでこらえている。 「俺の肩に掴まってて」 「はい」 横になったら長くなりそうだから、立ったままでイカせることにした。 期待でいっぱいなのか、身体が小刻みに震えてる。 舌でツンと突くと、先っぽからじんわりと透明の液が染み出してきた。 「ホント、すぐ溢れてきちゃったじゃん。パンツグショグショになる前で良かったね、リュートさん」 「あっ、やだっ…、言わないで…」 恥ずかしいことを言われるともっと感じちゃうクセにさ。 言わないでなんてどの口が！ 溢れさせる小さな穴を指の腹でクルクル擽りながら、下の方から吸い上げていくと、リュートさんの腰は面白いように跳ね上がる。 もう涙目になってる。 視線がかち合うと、見ないで、って言ってるみたいに首をフルフルと横に振る。 どんどん溢れさせて濡らしてくるから、リュートさんから出たヤラシイ液でヌルヌルになった指で、鈴口をぎゅっと掴んだ。 「ひぁんっ」 ぶじゅっと音をさせて飛び出してくる透明の液体。 これ、精液じゃなくてカウパーだよな。この人どんだけ感じやすいの。 「こんな濡らして、ヤラシーの」 服の裾から手を突っ込んで、プツリと尖った乳首を攻める。 てか俺、まだここ全然触ってなかったんだけど。 もう硬くなってるとか、どうなってんだよこの身体。 親指と中指で乳首を摘み上げると、俺の肩を掴む手に力が篭った。 「やっ、…んッ」 首元まで、肌が桜色に染まってきた。 先っぽからトロトロと流れる様を見守って、辿り着いた先にプツリと指を埋め込む。 「やっ、やっ、あんっ」 時間を掛けず、早速中の良い所を指で掻くと、喘ぎ声の感覚が短くなった。 抜き差しを繰り返しながら、指を増やして掻き回していく。 先端を咥えて竿を扱くと、動きに合わせてリュートさんも腰を振る。 ズクン───俺の中心が激しく熱を持つ。 ヤバイ、ヤバいコレ……突っ込みてーっ!! 「あっ…っや、こぉ…たっ、イッちゃ…っ」 「いっひゃっへよ」 「んっっ……んーーッ」 扱く速度を上げるとすぐに、リュートさんは俺の口の中にミルクを吐き出した。 ビクン、ビクンと震える腰を、咥えた口を離さないまま抱きしめてあげる。 全部綺麗に舐めとって、ごくんと飲み干して、お尻からもキュポンと指を抜き取った。