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気分は親子風呂

【悠Side】 ローズから部屋へ戻ってすぐ、2人一緒に風呂に入った。 やましい気持ちがあったわけではなく、今の皐月は子供なのだから、面倒を見るのが俺の義務だと考えたからだ。 バスタブで溺れる…ことはないだろうが、手足が短いし、髪や背中を洗ってやらないと。 2人で並んで歯を磨いて(膝に抱いて磨こうとしたら「赤ちゃんじゃないんだから」と断られた)、パジャマを用意。 サイズが合わないだろうが、替えがないのだから仕方がない。 明日にでも2人で買いに行くか。 そのまま自然な流れでバスルームに入った。 ………筈だったんだが。 ───どうしてこうなった!? 俺の視線の先には今、動揺しつつもすっかり勃ちあがった俺のモノを棒付きキャンディに見立てたが如く、美味しそうにペロペロと舌を這わせる、小さな皐月の姿がある。 「…皐月、…皐月さん?」 「んぅ?」 モノから口は離さずに、向けられた上目遣いはその見目に反して矢鱈と艶っぽい。 そう告げれば皐月はまた、「俺25歳だもん」と返すのだろうけれど。 「皐月、突然どうしたんだ?」 25歳だと本人は言うが、見た目が6才児な所為で、どうも普段よりも子供扱いしてしまう。 普段の皐月相手ならばこの状況は喜んで受け入れられるのだが、流石にこのサイズの皐月は…… いくらなんでも背徳感が芽生えなければ嘘だろう。 それでも反応を返してしまうのが男の情けない所…か。

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