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ガンガン行くぜ! 2

「おじさんって意外とガード緩いよね」 ベッドの中で寝息を立てる男を見下ろしツツジは思わず笑ってしまう。 こんな背後に立たれただけですぐに斬り殺してきそうな見た目なのに。 嫌な夢でも見ているのか眉間に皺を寄せ眠っている。 ツツジはベッドの上に昇り、彼を起こさぬよう慎重に移動した。 「失礼しま〜す…」 寝起きドッキリのような小声で挨拶をし、布団をそっと剥がして大男の上に馬乗りになる。 いつも黒いローブを身につけているが寝ている時は流石に軽装らしい。 薄いシャツのボタンを外していくと、鍛え上げられた肉体が現れて ツツジは思わず生唾を飲み込んだ。 同じ男なのに違いすぎて別の生き物のようだ。 シャツのボタンを一番下まで外し、本当にガードが緩すぎて逆に心配に思いながらも そろそろとゆっくり移動し、いよいよ下半身へ手をかける。 と、男は身じろぎをし、顔を上げると薄く開かれた瞳と目があってしまった。 「あ、やべ」 「!!!?!!?!」 男は心底驚き飛び起きようとするがツツジが 彼の膝の上に乗ったままだったので上手くいかなかったようだ。 「お前は何をやってる!?」 「え、えへ…夜這い的な……」 「よば…」 男は白目で固まっている。 怒られると思ったツツジは仕方なく衣服から手を離し彼の腹の上に移動し、顔を近付けた。 「ごめんねおじさん…あまりにも起きないからいけるかなと思って」 「降りろ!」 「えーせっかくならちょっとちゅーとかしてみない?」 「バカ言うな!!!!」 ツツジは露わになっている彼の肌を触りながら自分の唇を人差し指で突いた。 大男はみるみるうちに顔を赤くし、なんだか泣きそうにも見える。

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