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5月19日 夕2(※R18)

「どうですか?」 早速腕に通し尋ねた。 嬉しくて顔が笑ってしまう。 「ん、似合ってる。やっぱり蒼にして良かった。」 俺の手首を掴んで悠さんはマジマジと見ていた。 「蒼はお前のイメージだな。名前に入っているからだけじゃなくて…澄んでて‥穏やかな波みたいなところが。」 そう言って恥ずかしそうに笑う貴方が愛しくて、その身体を抱き寄せた。 「俺ってそんなイメージなんですか?…嬉しいです。」 甘えるように鼻先を悠さんの頭に擦り付けると、「犬の時にはな。」と付け加えられた。 「…じゃあ、なるべく暴走しないように頑張ります」 悠さんの顎に指を添え、その唇に軽く触れながら囁く。 今日だけで、もう何回キスをしたか分からない。 なのに…まだ足りない。 顎を持ち上げ、晒された白い喉に唇で触れていくと「…温泉入るから痕を残すなよ。」と先手を打たれた。 「…今は付けません。」 そう答えると、俺は悠さんの服を捲り手を忍ばせていった。 脇腹をゆっくりと撫でながら悠さんの足を開き、俺を跨ぐように誘導していく。 「…ッ…ンッ…」 顔中にキスを送り、脇腹から胸元へと手の平を滑らせる。 擽ったいのか身体を捩る仕草が俺を興奮させた。 チュクッ、ピチャ… 舌を絡め深く口付けていく。 その存在を確めるように後頭部を撫で、顔の輪郭を撫でた。 胸元に忍ばせた手は胸の突起を探り当て、胸全体を揉みこんだり中指でカリカリと引っ掻いたりと刺激を送る。 「…あ、アンッ…ンッ…!」 途端に甘い声が悠さんの口から洩れ、堪らなくなる。 胸への刺激はそのままに、もう片方の手をジーンズのボタンに掛けた。 すると首に回されていた手が震えながら降りてきて、ボタンを外そうとしていた手を掴んできた。 「…あ、今…するのか?」 濡れた瞳が揺れる。 その瞳に、ドクン…!と胸が音をたてた。 「ん、大丈夫。悠さんの負担にならないようにするから…。この後、温泉行くんでしょ?」 自分から馬鹿みたいに甘い声が出る。 「朝からずっと我慢してるんです。…だから少しだけ触らせて?」 瞳を覗き込み、軽く唇を触れ合わせながら囁く。 俺のお願いに少し困ったように笑うと、悠さんはゆっくりと目を瞑り小さく頷いてくれたー。

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