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5月19日 夜(※R18)

「…ンッ…アッ…ッ…」 薄暗くした部屋の中、背後から抱き締め膝の上に跨がらせると、悠さん自身を扱く。 耳に悠さんの吐息と喘ぎ声が届き、中心に触れていた手の動きを速めると室内にクチュクチュと濡れた音が響く。 浴衣の袷から差し込んだ手はずっと胸の尖りを弄り、唇で優しく耳朶を食んだ。 「…ンッ…!や、蒼牙」 敏感な三点を一度に攻めると、弱々しく手を掴み濡れた瞳が振り返る。 その様が俺を余計に煽り、息継ぎで開いた口に深く口付けた。 「…ッ…ンン!…フッ」 ピチャ…クチュ… …カリッ! 後ろ向きの無理な体勢でのキスに悠さんが手首を引っ掻いて訴えてくる。 「ハァ…、俺だけ気持ち良くなるのは嫌だ…」 そう言って悠さんは俺の手から逃れると、ノロノロと身体を動かし俺と向い合わせになる。 そうして肩に手を置き膝立ちの姿勢になると、覆い被さるようにして口付けをしてきた。 「ンッ…、じっとしてろよ。」 口付けの合間に囁くと肩をグッと押され、また布団の上に押し倒される。 唇、頬、鼻先…顔中にキスを送り、悠さんは少しずつ身体をずらしていった。 俺の浴衣の袷を広げ、開いた胸元に口付けながら手を俺の中心に這わせる。 「…蒼牙」 下着から取り出したそれを優しく握り、摩る。 時に爪をたてたり擽るような動きをしたりと、巧みな愛撫で俺自身を昂らせていく。 「ハッ…悠さん、」 まるで俺が襲われているかのような錯覚に陥るほど悠さんの動きは情熱的で、俺の理性を奪っていった。 「ンッ…このままだと俺のが先にイく。」 「…たまにはそれも良いだろ。」 そう笑って俺に口付けてくる悠さんに、残っていた理性が飛んだ。 俺は悠さんの手を掴み動きを止めると、身体を反転させた。 「…ッ…ンン!」 押し倒した悠さんの唇を直ぐ様奪い、肩に引っかかっていた浴衣をずらした。 上半身が顕になり、晒された胸の尖りに吸い付いていく。 「アッ、ンア…ッ…!」 ピチャ…クリュクリュ、チュッチュッ、 音をたて吸い付き、乳首に舌を絡める。 舌先でクリクリと刺激し、舌全体で押し潰すように舐める。 俺の頭に手を添え仰け反る悠さんを押さえ付けながら、執拗に胸元を愛撫していった。 「アッ…ッ…ンン!」 髪を引っ張られて顔を上げると涙ぐむ瞳が見つめていて。 悠さんの目尻に浮かぶ涙を舐めとりながら、枕元に準備しておいたローションを手にとったー。

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