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12月15日夜4(※)

暖房を効かせたリビングで悠さんを組み敷き、引き締まった双丘に隠れていた後孔を暴いていく。 「ん、あ···蒼牙···も、はや、く···ンアッ!」 ヌチュヌチュ···という卑猥な音と俺を求めて震える声。 見下ろした悠さん自身は大きく形を変え、硬く反り返っていて。 淫らなその姿に煽られゾクゾクと身体が震えた。 「もう少し···まだキツいから。今入れたら傷付くからダメだよ。」 「んっ、」 宥めるように目尻にキスを落とし快感で滲む涙をチュッ···と吸い取った。 肩に添えられた手に力が入り、チカッとした痛みが走る。 爪を立てられていることに悠さんの余裕の無さが感じられ、逸る心を抑えながら丁寧に後ろを解していった。 数分前。 悠さんが舐めてくれた指はたっぷりと濡れていたが、やはりそこを解すには不十分で。 俺はクリームを指に取るとヒクつくそこに塗り込んでいった。 『やめ、何して···!』 クリームを使われたことに気付いた悠さんが顔を真っ赤にして抵抗しようとしたが、その肩を押さえつけて動きを封じた。 『生クリーム···いや?』 顔を寄せ至近距離で訊ねれば『あたりまえだ、変なことに使うな···!』と怒られた。 その羞恥に染まった顔が可愛くて知らずと笑いを溢すと、目尻を染めたまま睨まれる。 『じゃあクリームは使わない。···その代わり、舐めるよ?俺はそれでも良いけど。』 『····っ!』 自分でも可笑しくなるほど甘い声で···けれど意地の悪いことを言うと、悠さんは言葉を失った。 『···お前、ほんと性格悪い···』 やがて顔を背けて呟かれた言葉にクスクスと笑うと、もう一度クリームを指に取ったー。 「んっ、そ、が···まだか···?」 後ろを解しながらじっと見つめていた俺に、悠さんが泣きそうな声で聞いてくる。 埋め込んでいた指は3本まで増え、生クリームと悠さん自身の先走りでそこはもう十分に濡れていて。 グチュ、グチュ···と音を響かせながら抜き差しを繰り返していたが、これだけ解れていればもう大丈夫だろう。 「ん···も、柔らかいよ。ハッ···俺もそろそろ限界。挿入ても良い···?」 はっ、はっ···と短い息を吐く唇に口づけながら確認した。 チュッ、チュク··· 甘い舌を柔らかく噛み吸い上げれば、細い腕が俺の首に回ってくる。 そうして愛しげに頭を優しく撫でると、悠さんはクスッと笑った。 「···さっきから、はやくって···言ってるだろ···ンンッ!」 ぐちゅ···! 悠さんの言葉に音を響かせながら指を一気に引き抜けば、生クリームの甘い香りがフワッと鼻を擽る。 急な刺激に高い声を上げるのに微笑み、俺は身体を起こした。 馬乗りになり、下から俺を見つめる視線を感じながら衣服に手をかける。 「そ、が····」 「ん、ちょっと待ってて···」 上衣を脱ぎ捨て、ジーンズの前を寛げ自身を取り出す。 もう限界まで張り詰めていたそこは痛いくらいで、早く悠さんの中に入りたいと主張していた。 「お前の···もう、こんなだ···」 「っ、悠···」 悠さんの細い指がソッと俺自身に触れる。 先端をクルッと撫でられ、思わず腰が動いた。 その反応に悠さんはクスッと笑うと、イタズラに触れていた手を離し俺の目を見つめた。 「···蒼牙、」 両手を俺に差し出し、優しく名前を呼ぶ。 その手に引き寄せられるように身体を屈めると、ギュッと強く抱き締められた。 「お前で、俺を満たせ···」 「っ!」 耳元に囁かれた言葉に身体がカッと熱くなる。 さらに悠さんは腰を僅かに上げ、俺の身体を挟み込むようにして擦り付けてきた。 そんなことをされたら理性なんか簡単に吹っ飛んでしまって。 「こんなに煽ったの···悠だから··!」 「うあっ!ンッ、ああぁ···!」 細い腰を抱え上げ、ヒクつくそこに自身を宛がうと、俺は一気に腰を押し進めていった。 ···グチュッ! 濡れた水音と悠さんの甘く淫らな声が耳に心地よい。 「ンアッまて、そう、が···!もっと、ゆっくり···あぁっ!」 キツい締め付けと絡み付く内部の蠢きに、ソコが馴染むのを待つことなんか出来なかった。 「ハッ、悠···愛してる、クッ!」 「あ、そう、が···ンッ、俺も···ンアッ!」 溢れる想いを言葉にし、愛しい身体を強く抱き締めながら何度も腰を打ち付けていったー。

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