3 / 7

第3話

「病院に行ったのか?」 オレは言う。 こんなの自分で悩んでどうなるものでもないだろう。 「行ったけど・・・いきなりこうなったわけがないって・・・」 アイツの話も家族の話も信じて貰えなかったそうだ。 生まれた時から、そういう身体なんじゃないかと。 それを隠してたんだろうと。 なので、ろくにみせないまま帰ってきたのだと。、 いや、医者の気持ちもわかるけど、こいつにこんなのはなかった。 それは裸でプールや風呂に子供の頃から一緒に入ってたオレが証明する。 「それに・・・オレ調べたんだけど。コレは元々そういう人達のとは違う・・・」 アイツは泣きながら女の子の部分を指さす。 「大体ペニスとクリストリスが一緒にあるわけがないんだ・・・」 アイツは泣く。 確かに。 オレが今ガン見してるその女の子の部分、ヴァギナにはピンクのちいさなクリトリスがあった。 年相応のペニスの下にある無毛のそのヴァギナはなんかピンクで、えろくて唾を飲み込んでしまった。 「ペニスとクリトリスはおなじモノだから・・・」 アイツが泣きながら言ってる意味が分からなかったから、肩を抱いて落ち着かせる。 オレに見せるためにペニスをもちあげ、割れ目を開いてクリトリスを見せる姿にエロさを感じてしまうが、それは感じてないフリをする。 でも。 痩せた身体の小さなオッパイもシャツが捲りあがってて、みえてしまってやっぱりエロいとおもってしまう。 「遺伝子の問題で性器が一見どちらでもあるように生まれることはあるんだ。でもそれはそうはみえてもそうじゃない。クリトリスがペニスのように肥大してたりしているだけで、実際に2つの性器があるわけじゃない・・・1つの性器が2つに見えるだけなんだ・・・でも、これは違う・・・」 アイツはペニスを掴んで振り、割れ目を押し広げ穴を見せた。 完全な男女2つの性器が一人の人間の中に存在していた。 「え、でも、それ本当に女の子のモノなのか?」 そこは疑問に思う。 そう見えるけど。 そうなの? 本当に? アイツが真っ赤になった。 なんで? そしてわかる。 「試してみたわけ?」 オレは聞いた。 まあ、オレについていたなら、まあ、ためすよな。 アイツが真っ赤になりながら頷いた 「・・・で、どう?」 思わず聞いてしまう。 「すごかった。コレ偽物じゃない」 アイツの言葉に呻いてしまうし、あいつが広げて見せつけてくるソレから目を離せない。 濡れてた。 それに気付いた。 アイツが部屋に閉じこもってしていたオナニーがここでしていたのがわかった。 じっと見てたら、なんか。 アイツが真っ赤になる。 「良いんだ?」 聞かずにはいられない。 女体の神秘。 アイツが顔を真っ赤にして、下をむきながらコクコクと頷くのが、なんかクる。 顔立ちが痩せただけでなく、なにかが変わって、女の子じゃないのにドキドキさせられる。 うんこ漏らしたのも知ってる、オナニーまで一緒にしたことのある幼なじみの男なはずなのに。 「なあ。触っていい?」 最低だと思ったが我慢出来なかった。 「自分でしてたんだろ?多分、人が触った方が気持ちいい」 何言ってんだと思ったけど。 肩を抱いて隣りにいる肉体が。 痩せて細くなって、泣いてて、しかもエロくて。 なんかたまんなかった。 「これ以上良かったらこわい・・・」 アイツが泣いた 多分好奇心と、同時に本物なのかを確かめるために、そこでオナニーしてたんだろ。 で、止められなくなってる。 そんなにいいの? だめだ。 興奮してしまう。 「触ってもいい?」 オレは指をもう伸ばしながそう言ってて。 でも、本当にそこに触ってもアイツはビクリと震えるだけで抵抗しなかったから。 もう止められなかった

ともだちにシェアしよう!