11 / 22

第11話 ※

その手が下着の中へ入り直で扱く。 ヌルっとした先走りした液体で擦られ上下に力強く動く。 「あッ・・・・・・んっ、はっ、んんんぅッ、アッ・・・・・・い、イキ、そ。」 「駄目だ。俺の許可なしに勝手にイクなよ。」 さらに激しく力強く速く扱かれて、イキそうで自ら腰が揺れ動くのにイケない。 熱だけが篭って頭がおかしくなりそうだ。 イキたい、出したいーーー・・・・・・。 ーーー・・・・・・勝手にイッたら怒られる。 イキたい、けどーーー・・・・・・。 ーーー・・・・・・イケない。 イキたい、出したい、イケない、イキたい。 「その我慢してる顔、中々可愛いぞ?」 ほめられた。うれしい。 良い子にしたら、ほめられる。ほめてくれる。 ほめられたい、ほめられたい、ほめられたい、ほめられたい、ほめられたい・・・・・・。 もっと、もっと、もっと、もっとーーー・・・・・・。 「紫音《 Cum( イケ) 》」 そう命令されると我慢していた反動で勢い良く射精する。 「はあ、ハアはぁ・・・・・・ハア、はあ、はあ、はぁ・・・・・・。」 「俺に触られるの、そんな良かったのか?見てみろ、お前のせいで手がこんなに汚れたぞ?」 「・・・・・・っご、ごめっ、んなさ、いッ。」 林田の手を汚してしまった。 俺、悪い子だ。 咄嗟にその汚してしまった手を取り舐める。 「・・・・・・ッ、紫音、もういい。大丈夫だ。」 「・・・・・・?」 怒られない?怒ってくれない? 「紫音《 Good boy( よくできました) 》」 また、大きな温かい手が頭を撫でる。 この手、好き。

ともだちにシェアしよう!