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第6話

「・・・わかった。もういい。おい、坂本、樋口をお前と同じ格好にしろ。」 「そんな・・・ご主人様、それはいくらなんでも・・・。まだ彼は・・・」 「命令だ、坂本。おい、樋口。お前は、執事見習いだよな?執事は、ご主人様の命には従うということを、坂本には教わらなかったのか??」 「申し訳ございませんでしたっ!ご主人様」 俺は、ご主人様に謝罪をしたが、坂本さんが、 「直人くん、いつかは、このときがくるのは分かってましたが、執事は、命令とあれば、主人の下の世話をするのも執事の仕事でもあります。正直、あなたには、この下の世話を教えるにはまだ早いとご主人様にずっとお願いしていました。ですが、こうなってしまっては、仕方がありません。直人君、ご主人様の言うことをしっかり聞いてください・・・。私からのお願いです・・・。」 坂本さんが、そう言いながら、俺の着ている燕尾服を脱がし、そして、坂本さんと同じ首輪を着けられたのだった。

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