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第10話
次の日の朝。寧人 はガバッと起きる。格好は全裸。隣には同じく全裸の一護 。横のゴミ箱にはたくさんのティッシュ。
寧人の記憶は残っている。結局あの後寧人は何度も一護に何度もフェラをされて何度もイッた。手コキもされた。
体を洗おうと入った風呂場でも石鹸で手コキされてイッてしまった。
しかしまだ童貞の寧人にとって一護の中に入るのは勇気がなかった。
「おはよ、寧人……」
「おはよう……」
一護は目を覚ますが、寝起きの彼はとても色っぽい。それをみて寧人はドキッとする。
「おはよ、寧人の寧人ちゃん」
「よせって……」
一護が寧人のアレを撫でる。少しむくっと反応した。
「シャワー浴びてくるね」
と寧人のアレの先端にキスをする。
「バカかっ……」
二人はキスをした。何度かキスをしていたのか寧人は抵抗がない。
「腹減った」
「そうよね、もうお昼の時間ですもの」
「ん?」
寧人は叫んだ。
「うわああああああっ、お昼っ!?」
部屋の時計の時間が12を指してれくを見てさらに寧人は絶叫する。
「やべえええ、仕事っ!」
裸のままパソコンの部屋に向かう寧人。
「寧人、何回か起こしたんだけど全く起きなくて……」
「あああああ……怒られはしないけど時間と仕事量の配分を考えると徹夜だぁぁ……」
すると一護が横からパンツを渡してきた。
「まずはパンツ、履こう」
「そ、そうだな……あと……」
「「麻婆丼」」
二人は声がまた合わさった。
「わかった。じゃあ荷物とってくるついでに麻婆丼も持ってくるから待ってて」
寧人はうなずき、一護を抱きしめた。
「ずっとここに住めばいい。家政夫じゃなくて、一緒にいてほしい。……でも仕事の邪魔すんなよ」
「うん、家政夫でもなんでもいいから寧人と一緒に住みたい。寧人のオナホでもいいけどぉ、はやく寧人の童貞奪いたい、私のアナル、寧人のアレに思いっきり犯されたいっ」
「アホかっ」
チュッチュと二人は濃厚にキスをする。
「一晩でキス上手くなったね」
「あんだけキスされたら……」
さらにもう一回キスをして一護はシャワーを浴びに行った。
寧人疲れたが何か清々しい気持ちであった。初めて自分のモノを他人に触れられる快感、光悦感……。
自分のモノを舐り、舐め、精液を受け入れる一護の色っぽさ……精液を顔にかけた時の優越感……。
昨晩のことを思い出すだけでも寧人は勃起して左手で擦り続ける。そして果てた。勢いよく顔まで飛び散った。
「馬鹿か、俺は……」
一護に見られる前にティッシュで拭いた。
そして一護が服を着て出ていく。とても名残惜しいと何度も玄関先でキスをした。腰に手を回して離れないようにするかのように。寧人は今までそんなことをしたことがないのに本能なのか、何度も何度もキスをする。
「もぉ、寧人……麻婆丼、買いにいけなくなっちゃう。また帰ってきたら、ねっ」
一護が投げキッスしてドアを閉め出て行った。
寧人はベランダから一護の跡を追う。一護は自転車に乗り、ヘルメットを被り颯爽と出て行った。
「……かっこいいなぁ……」
しかしその後、いくどまてども一護は帰ってこなかった。だがいつのまにかドアノブには麻婆丼がぶら下がっていたが……。
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