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第23話 出社編
朝から顔射ならぬ尻射とフェラをしてもらいニヤケっぱなしの寧人 。一護 は早めにご飯を食べ終わり、クローゼットから着替え終わってでてきた。
今日は天気がいいため一護は自転車で出社するそうだ。かなり本格的な出たち。背が高くモデル体系の一護にお似合いでピチッとした服で体のラインがあらわになる。
広い背中、胸板、あそこの盛り上がりもそして寧人の大好きなおしりも。スーツで出社する時もいいのだが毎日晴れであればいいのにと密かに楽しみにしている。
雨の日は迎えの車が来るそうだが自転車で通勤する社長も珍しいのである。
「じゃあ行ってくるね。十四時からはミーティングだからそれまでにメールに添付しておいた資料をみてまとめておいてね」
「はい、わかりました。菱社長」
「社長ってここで言われても恥ずかしいなぁ……あ、あと洗濯物、頼んだよ」
「はい、わかりましたっ」
社会に出れば2人はビジネスの関係。家でも家事の分担も引っ越ししてからすぐに一護が振り分けた。少しずつ寧人がやれることを増やして彼の自信もつけている。
年下の彼に相変わらず世話をされ教育もされている寧人であった。
「いってきます」
「いってらっしゃい」
軽くキスをする。一度ねっとりしたキスを出勤前に玄関でうっかりしてしまったために寧人のスイッチが入って発情させてしまったことがあってから一護は軽くキスをするだけになってしまった。もっと濃く抱きしめたいらしいが……。
と、そこに着信が。表示を見ると古田からである。少し顔が曇る寧人。本当はベランダから自転車姿で出勤する一護を見たかったのだがしょうがなく電話に出る。
「おはようございます」
「おう、おはよう。朝からすまんなー、今日会社に来れるか」
「は?! あ、じゃなくて……な、なんでですか? 今日はテレビ会議って言ってましたよね」
相変わらず年下の古田にはいまだに敬語。いきなりの出社命令に寧人は狼狽えているのか部屋中をウロウロしはじめた。
「いいから来い。上司命令だ」
「は、はいぃい……」
古田の方もドSさは健在。電話も乱雑に切られてしまった。
「どうしよう、出社なんて……ああう」
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