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アス第3話*
「いや、お前、おっ俺に欲情するとか!おかしくね?そんなのBL・・・ファンタジーの世界じゃん!現実で男に欲情するとか、しかも小学生の俺にとかおかしすぎるっーの!」
「へえ?アス、BLとか読むんだ。アスママの影響かな?なら話は早いね。」
って顎クイからのいきなりのベロチュウ!!
呆気にとられて若干開き気味だった俺の口の中に、なんの遠慮もなく舌を突っ込んできやがった。
「んっ!・・・ふうっ・・ううん~」
思わず舌を引っ込めたけど、キョウの舌はどんどん俺の口腔を侵略してくる。
歯茎やら上顎やらを舐めまわされ、溢れた唾液が口の端から滴れる。
息!息が出来ねぇ!
「アス、鼻で息して?」
俺の口の端から滴れたどちらのものか分からない唾液をペロッと舐めてキョウが言う。
無~理~!けど、唇が離れた。息をしよう。
「はぁはぁ…ばかっ!出来るかよ!俺初めてなんだよ!」
「・・・アス・・嬉しい。オレ、間に合ったんだね。アスを誰にも触らせたくなかったんだよ。目が届く範囲ではアスに近づく男も女も排除してたんだけど、この前の妹ちゃんは抑えきれなくて焦ったんだ。」
はぁ?
俺、今まで不思議だったんだよ。俺ってそれなりにモテててる自覚はあるのに、誰も告白してくれなかったことが。
別に彼女が欲しかったわけじゃない。
ただ純粋に不思議だったんだ。
俺より人気が低いそれなりイケメンなヤツらが何人にも告白されてるのに、俺には誰も告白してこない。そんなに近寄り難いか?って。
ちょっとキャラ変も必要かな?って思ってた矢先の某妹ちゃんからの告白。
素直に嬉しかったんだよ。
気持ちには応えられなかったけど。
それがお前が排除していただと?
「何それ、意味不。お前に俺の人生ねじ曲げる権利あるの?」
「大体排除って何だよ?お前マジで何様?俺の人生に干渉するな!」
「アス・・・ごめんね。でも今更引き返せない。」
ってまたベロチュウ!!
今度は硬く唇を閉じたけど、遠慮のないキョウの舌に呆気なくこじ開けられる。
「ん・・うふう・・・プハぁ!止めろってて!」
「あぁ、アスかわいい…」
「ちょっ!止めろよ!んぁっ!乳首触んな…」
マジでちょっと待って?何でキョウが制服の中に手突っ込んで俺の乳首触ってんの?
いや、何これ?くすぐったいんだけど、何かムズムズする…
「はうっっ・・・止めろよ!あっ!痛っ…」
こいつのテクニックを磨いた宣言は伊達じゃなかった。あっと言う間に制服の第三ボタンまで外し、シャツの胸元を開く。
そして俺の右乳首をさわさわと摩った後、クニッと指でつまみ上げる。
そして左乳首には舌を這わす。
ペロペロと舐めて右乳首をつまみ上げるのと同時にカリッと歯をたてた。
その瞬間、股間にピリッと痺れるようなむず痒いような感覚が走る。
「んあっ!マジで止めろ。人が来たらどうすんだよ!」
腰がガクガクになって思わず座り込みそうになりながら、涙目でキョウを睨んでみる。
乳首はじんじんと熱を持ってちょっと痛い。
舐められた左乳首は唾液で濡れてスースーしている。
「大丈夫だよ。今日の図書委員は例の子のお姉ちゃんだからね。オレが代わってもらって鍵も預かってる。さっき他に誰か残ってないか確認して鍵かけたとこ。」
「けど・・・こんなことすんなよ。お前にはたくさんの取り巻きが居るだろ?練習とかひどいよ。そいつらの気持ちも考えっ、ムグっ、んんん・・・止めろよっ!」
こいつっ!ベロチュウだけでなく俺の股間に膝を割り込ませてグリグリ押しつけて来やがる。
乳首への攻撃もやめない。
てか俺の乳首取れそうじゃない?
すっげぇじんじんしてヤバいんだけど。
「ひぅっ!んん・・・おまっ、やめっ、ひぅん・・・」
ちょっと待って?グリグリ強めないで!
もうキョウの立てた片膝に俺が跨って乗ってる状態。
流石に勃つ、てか現在進行形で勃ちつつある!
「ア~ス。いつまでオレのことをお前とか呼ぶのかな?昔みたいにキョウって呼んで?
呼べないならお仕置きかなぁ…」
そう言ったキョウは俺の乳首を両方ギリッと捻り上げた。
「くはっ!嫌だ!いっ、イタッ・・・んんん、痛い・・ヤメテ・・・お願いキョウ…」
あまりの痛みに目の両端から涙が溢れる。
「ん~いい子。よく出来ました。」
そう言いながらキョウは俺の涙を唇で吸い取り、そのまま両方の乳首を代わる代わる優しく舐めた。
「ひゃぅっ!!んんあぁ・・・」
涙の塩分のせいか、ちょっと染みる気がする。
けど、何だこれ・・・キョウにこんなことされるまで、乳首なんか気にしたこともなかったのに、今は体の全神経がここに集まってるみたいにギュンギュンに感じる。
キョウの優しい舌遣いが気持ち良すぎて…
あ~俺完勃ちだわ…
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