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キョウ第1話*

 アスがやっと手に入った。  夕暮れの図書室で、意識を失ったアスの顔をしみじみ眺める。 長かったな・・・ 六年近くになるのか。よく待てたよオレ。自分を褒めてやる。  手に付いたアスの蜜をペロッと舐めてみる。どうせなら直接飲んでやりたかったな。まぁ、また次にするか。  しかし流石にオレも我慢の限界だ。制服のズボンのファスナーを下げ、下着の中から怒張したオレ自身を解放する。充血しきって血管がビキビキ浮き出た凶悪なモノ。正直デカい。 アスのかわいいピンク色のモノとは大違いなデカいモノを、子どもの身体に受け入れさせるのは無理だ。 だから今日までがまんしたんだ。  アスが大事だから。  パンパンに張り詰めた赤黒い先端はすでに先走りで濡れている。  そこにアスの蜜を塗り付け、しっかりと握り直して上下に扱く。 ヌッチャヌッチャと響き渡る湿った音。 アスの蜜のおかげで滑りも良く、何より目の前にはしどけない姿のアスが居る。そして、アスの蜜が自分の体液と混ざってオレ自身を包んでいるという事実は、すぐにオレを高みに誘った。 「クッ・・・」  ドピュっ、ドピュっと大量の白濁を、アスが飛ばした床に散らばる蜜の上へと重ねるように吐き出す。  なかなかの達成感だ。どうでもいい取り巻き達とやるより何十倍も気持ちいい。  しばらく余韻に浸った後、ポケットからウェットティッシュを取り出し、自分の手と、アスの身体を拭いていく。 もちろん床に飛び散った二人の残骸も。 わざわざカーペットが途切れている場所にアスを追い詰めた甲斐があって拭うだけで済んだ。 臭いが残らないよう、念入りに拭いておく。

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