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番外編1*

 アスがキョウの部屋にお姫様抱っこで連行された時のお話です。 ーーーーーーーー  えっ?何?何で? 俺、MAGのライブを見に行きたいって言っただけなのに、何でこんな事になってんの?! 「で、アスはそんなに親父が歌ってるとこが見たいの?」 キョウが俺をベッドに下ろし、俺の頬を撫でながら言う。 「そりゃ見たいよ?だってCD聞いただけでもカッコいいじゃん!けどそれはキョウに対する気持ちとは別だから・・・」 「ふうん。じゃあオレに対する気持ちを教えて?」 いや、キョウさん、色気が半端ないですから! あうっ!久々の顎クイ来た!! 「教えてくれないの?」 顔が近い!あぁ来たベロチュウ・・・  キョウに深いキスをされるのが好きだ。 何て言うか・・・俺への愛が溢れすぎて、このキスの最終地点は捕食される事かも?って感じる。 キョウは俺を食べてしまいたいんだな。 それでもいいと思う自分に引く。 口の中を捕食するように蹂躙された後、キョウが再度聞く。 「で、オレへの気持ちは?」 俺は酸欠気味な頭を叱咤しながら、何とか言葉にしてみる。 「俺は・・・キョウが好きだよ・・・」 またもや噛みつくように深いキスをした後、キョウが耳元で囁く。 「嬉しい・・・」 キョウの手がTシャツを捲り上げる。 嫌がる俺にキョウが言う。 「大丈夫。絶対痛くしないから。優しく優しく舐めるだけ。」 そう言って俺の乳首をゆっくり舐め始めた。 「いやっ!やめてキョウ!優しくされても痛いから!!」 「本当に?痛いだけなら何でここが反応してるの?」 俺の股間に手を這わせ、ゆっくりと俺のモノを扱き出す。俺が痛がったからか、昨日に比べてものすごくゆっくりとしたスピード。 俺が自分でする時のペースに似ていて思わず腰が動く。 「ん、気持ちいい?今日はゆっくりゆっくりしてあげる。絶対痛い事はしないからアスは気持ち良くだけなって。」 有言実行。 キョウはひたすら俺を可愛がった。 尻穴も、ゴムをつけローションを塗した指でひたすら柔らかくなるまで慣らされた。 どれくらい時間が経っただろう? 痛かったはずの尻穴がクパクパと開き、 もう欲しくて欲しくてたまらない。 指はすでに三本を余裕で飲み込んでいる。 「もうヤダ。入れるんならキョウのモノを挿れて。」 そう懇願する俺に、またもやキョウが言う。 「じゃあ、オレに対する気持ちを教えて?」 「・・俺は・・・・・ キョウが好き!俺はキョウだけのモノ!」 「だからお願い・・キョウを挿れて!!」 「ありがとう。オレもアスだけが好きだよ。 痛くないようにゆっくりゆっくり突いてあげる。」 そう言って指を抜き、ゴムを着けローションを塗したモノをヌプヌプとゆっくりと入れて来るキョウ。 そのままひたすらゆっくり動く。 ・・あぁ、全然足らねぇわ。 「お願いキョウ、もっと激しく突いて!そんで前も扱いて!もう激しくてもいいからぁ~!!」 「お望み通りに。 で、アスが好きなのは誰で、アスは誰のモノかな?」 「あぁっ!キョウだけが好き!俺はキョウだけのモノ!」 一度腰を引いたキョウに一気に貫かれる。そのまましこりも擦られ、前も扱かれ、吐精した・・・ そして、イったのにキョウに激しく突かれ続け、昨日から出しすぎてもう何も出ないのに何度もイキそうになる。 そして俺は、昨日に続き腹の奥から何かが迫り上がってくる感覚に見舞われた。 キョウが俺のしこりを重点的に攻め、俺の視界にまたストロボが散る。 「あっあっあ~!!ヤダ、これ怖いから!止めて!あぁ~!!」  その後の記憶は曖昧だ。何度も何度も 「キョウだけが好き! 俺はキョウだけのモノ」 と、恥ずか死ねるセリフを言わされ、キョウがイクまで俺もイキ続けたとしか言いようがない。 ドライってヤツだよね?あんな事になるの?? もう何も出ねぇし、後ろだけでイったっていうかイキっぱなしに近い・・・ ドライ怖い。快楽が深過ぎて自分を制御出来ない。俺が壊れる。 初体験の次の日にこれってヤバくない? 俺って淫乱なの??!  何かすみません・・・ 誰に対してか分からないけど謝りたい気分・・・ むちゃくちゃ気持ち良かったんだけどね・・・・・

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