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温泉ツアー(レン終*)

 ジュンさんの熱い精が俺の中に放たれる。奥の内壁にぶち撒けらた温もりを感じながら恍惚状態の俺。 ジュンさんの動きが止まり、ゆっくりと腰が引かれる・・あぁ、自分の中から熱くて硬いジュンさんが居なくなるのが寂しい・・・ だがそんな危惧は全く不要だった。 絶倫魔王様をなめてはいけない。 徐々に硬さを取り戻してきたモノを再度突き立てられる。 「ひうっ!あぁっ!」 出された精が二人の結合部から溢れる。 おかげで滑りも良く、ひたすら気持ちがいい。 ジュンさんは、俺の上半身を起こし、後ろから抱きしめるような体勢で乳首を捏ねながら耳元で囁いた。 「ほら、レン。お待ちかねの生チンコの感想は?これが欲しくて中洗ってくれたんだろ?どうして欲しかったんだ?」 俺は熱に浮かされた譫言のように言う。 「んんっ、気持ちいい・・いっ、いっぱい突いていっぱい中に出して欲しかっ・・た・・俺の奥の奥までジュンさんが吐き出した精液に犯して欲しかった・・・」 「・・・望み通りにしてやるよ。」 ジュンさんの腰の動きが速くなり、ガツガツと突き上げられひたすら犯される。 「いやぁっ!またイクっ!あぁぁ~っ!」 今度は前を扱かれるまでもなくイった。 「レン・・くっそ、たまんねぇわ。お前くそエロすぎんだろ・・・ほらっ!もっと欲しがれよ!」 その後も休むことなく突かれ続け・・・ 「ダメ、ヤダ、ヤダ、きちゃう!イヤ、ジュンさん助けて!あぁぁぁ~っ」 ドライでイキっぱなしとなった俺は、とめどなく押し寄せる快感に声をあげる事しか出来ない。 もう、ここが露天風呂だとか、人に聞かれるかもとか、すべてどうでもよかった。ひたすらイキ続け、ジュンさんの二度目の吐精を最奥で受け止めながら・・・俺の意識は飛んだ。  気がつけば、湯船の中。 ジュンさんにお姫様抱っこのように抱きかかえられていた。 「うわっ!俺、意識飛んでた?」 「あぁ、けどそんな長い時間じゃねぇぞ。ちゃんと中も掻き出しといたからよ。」 俺の顔が一気に真っ赤になる。 「じ、自分が出したんだから当然だよねっ!」 「はいはい、いっぱい中に出して欲しかった~って言ったのは誰だよw?俺の奥の奥~」 「ぎゃー!!言わなくていいから!!!」 「いや、でも掻き出しても掻き出しても出てくるし、おれ自分でもびっくりしたわ。どんだけ出したんだよってな。」 「そんな話聞きたくない! この絶倫魔王!!歳考えろ!」 「歳は関係ねぇだろっ!」 「普通は歳とともに落ち着くんじゃないの?」 「・・レン、忘れてるみてぇだけど、ここ外で夜中だぞ。」 ・・完全に忘れてました。 部屋に戻って二人でビールを空ける。 しばらく他愛もない話をしているうちに瞼が重くなって来た。 あぁ、布団だ。布団が愛おしい。 布団に頬ずりをして倒れ込む。 いつの間にか寝てました。はい。  で、何か下半身が気持ちいい?温かくてヌメヌメしてる?? 目が覚めると、俺のモノを口に咥えたジュンさん。 「なっ、何してんの?」 「ふぁにって、ふぇらちふぉ」 うん、知ってた。 朝(っていっても昼前)から何やってんの?! 俺がジュンさんを止められるわけもなく、口でイカされ、そのまままた生でやろうとするジュンに必死でゴムを着けさせて(俺は中を洗った直後でないと抵抗があるんだ)・・・何回ヤったんだろう? もう数える気力もなくまた意識が飛ぶ。 次に起きた時にはもうチェックアウトの三十分前だった。 立つのだって辛い足腰を何とか動かし、あわてて風呂に入って身支度をする。 オーガナイザーさんも顔を出していたのであいさつをして温泉旅館を出、帰路に着いた。  途中で海鮮丼を食べる。そう言えば昨日のラーメン以降、ビールしか口にしてなかった・・どんだけヤッてたんだよ! 朝飯か昼飯食わせろよ!! やっぱり絶倫魔王様をなめてはいけない。 「ねぇ、ジュンさん。」 「ん?」 赤だしを啜るジュンさんに真面目な顔をして言う。 「キョウくんとアスラちゃんが上手くいったとして、そういう関係になるじゃない?」 「でも、アスラちゃんはまだ成長期で体も出来上がってないから、辛いと思うんだよね。 けどキョウくんはもうジュンさんと変わらないし、何なら若い分もっと精力ありそうだし・・・」 「お前、あんだけおれの相手しといて、おれがキョウより劣るみたいな事よく言えんな。」 「いや、そこ張り合わないで!誰も劣るとか言ってないから!ジュンさんの精力も充分すぎるから!!」 「今はキョウくんとアスラちゃんの話だよ。ジュンさん、帰ってもしそういう事になってたら、キョウくんに毎日抱くのは禁止って言ってよね。じゃないとアスラちゃん壊れちゃうよ。 て、いうか俺も無理だからね? 今回もやり過ぎなんだよ。この絶倫魔王!! しばらくヤラないからね!!!」 「うわっ!おれもかよ?お前も中洗ってヤル気満々だったじゃねぇか!」 「夜は、いいよ。俺もその気だったし。 けど朝から盛りすぎ!回数多過ぎ!しつこ過ぎ! 来週一週間はヤリません。 アスラちゃんの事、キョウくんにもちゃんと言っといてね!」  こうして、隣の県へのツアーは終わった。  その後、アスラちゃんから連絡が来て仲良くなった。すごくいい子。話してても楽しいから可愛がっている。弟が出来たみたいで嬉しい。 俺が働くカフェにもよく来るんだ。もちろんキョウくんも着いて来る。 けど、キョウくんが来ない日の方が話がはずむのはしょうがない。  そんな俺とアスラちゃんの内緒話はまた別の機会にね。 「ジュン×レン 温泉ツアー」 完

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