「昼から、出かけるなら、加減してね」 「ん」 ズリズリ、服を脱がされて、下着だけ履いたままの格好になる。 首筋にキスをされ、そのまま下りてくる唇が乳首を吸った。 芯を持ち出したそれを舌で優しく舐めるヒロ君は、同時に僕の下着の中に手を入れる。 「はぁ……っ」 「ね、変なこと聞いていい？」 「んぅ、今……っ？」 直接ペニスを触られると思わず腰が逃げた。 「蒼太ってさ……童貞、だよね？」 「……本当にそれ、今聞くこと？」 「ごめん、だって……ここいつもすっごく可愛い……」 下着を取られ、僅かに反応しているそこを感動した様子で見てくる彼が腹立たしい。 「舐めていい？」 「……」 「拒否しないってことはいいよね？」 これまでヒロ君にそんなことをされたことは無い。 ついでに言えば僕も彼にしたことが無い。 驚いて固まっていると、彼は躊躇うこと無く僕のそれに唇をつけた。 「っひ！」 「は、すご、興奮する」 みるみるうちに反応する僕のそこを、ヒロ君はパクッと咥える。 熱い粘膜に覆われる感覚が堪らなくて、彼の髪をクシャッと掴んだ。 「んぁ、ぁ、やだ、ヒロ君っ」 「皮剥いていい？」 「えっぁ、あ……っ」 ぐじゅぐじゅ、唾液をたっぷり纏った舌が優しく動く。 味わったことの無い快感と、時折走るピリッとした痛み。その度に震える僕の内腿をヒロ君がトントンと宥めるように叩く。 「あっ、あーっ、ぁ、や、も、無理、ヒロ君、離してぇ……っ」 ズリッと皮が下ろされ、射精しそうになってぐっと体に力を入れて堪える。 口を離した彼は満足そうに口元を緩めて、露わになった敏感な部分にフーっと息を吹きかけた。 ギロっと睨むけど、彼は気にならないらしく表情は崩れない。 「っ、はぁっ」 「くったりして可愛いね」 酷く疲れた気がして、なんの反応も出来ずにいると、足を開かされて後孔を指が這った。 「ま、って」 「……ごめん、辛い？大丈夫？」 咄嗟に声を出すとヒロ君はハッとして申し訳なさそうに眉を八の字にした。