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ジャック1*

 マーカスの尻穴の周りから丹念に舐めていく。シワの一つ一つをすべてなぞるくらいに丁寧に・・・  今日のライブのマーカスはものすごくカッコ良かった。何度目か分からないけど、また惚れ直したよ。でも、観客みんながマーカスを見て狙っているような気がして、気が気じゃなかったんだ。 もちろんそんなわけはないんだけど、何人かは確実にマーカスに惚れたと思う。 オレが初めてマーカスに会った日に、マーカスがナンパしたという女性が声をかけて来た時には、頭が嫉妬で沸騰するかと思った。マーカスがすぐに断ってくれて本当に良かった。 ジュンさんに褒められて嬉しそうにしているマーカスを見るのも辛かった。ジュンさんって・・反則すぎるだろっ?!あんな美形で色気のある五十代っている??ショウとカグラが孫ってっ??! 基本的に日本人は若く見えるけど、あれは規格外、ミラクルだ。しかも音楽的にもマーカスが尊敬している存在・・・う~ん、流石に勝てる気がしない。 マーカスにそんな気はないのは分かっているのに、オレ一人で嫉妬してバカみたいだ。  そして今、マーカスが自分のものだと実感する為に生でヤろうとしている。  「んん・・ジャックぅぅ・・・もうヤダ、そんなに舐めないでぇぇぇ・・あぁぁん、もう解れたから・・・い、挿れて欲しっ・・んんんんっ?!!」 手を伸ばしてマーカスの両乳首を摘んで引っ張る。親指と中指でコリコリと根元を捏ね、人差し指で先端をクルクルと刺激する。 もちろん尻穴を舐めたままだ。尖らせた舌先を穴に挿入させると同時に乳首を引っ張ると、マーカスが身を捩って悶える。 「いやぁっ?!舌挿れないでぇぇぇっ!!!んあっっ!!乳首もいやぁぁぁ・・・」 「本当に嫌なの?挿れて欲しいの?どっち?!」 「し、舌はイヤだけど、ジャックのモノは挿れて欲し・・・」 その言葉でこれ以上ないくらい滾りきったオレのモノにローションをぶっかけ、マーカスの尻穴にもローションを塗り込む。切先をあて、背後から先端を挿入し、そのまま先端だけをヌプヌプと抜き差しすると、焦れたマーカスがオレを急かす。 「・・んんんん、もうっ?!早く来いよっ!!」 「どこに何が欲しいの?言ってくれないと分からないなぁ~生だよ?それでもいいの?」 「くっ、くっそ・・もうグズグズになってる俺の尻穴にジャックの生チンコを挿れてっっ!!!」 「ん、よく出来ました。」 オレはマーカスの腰を押さえ、背後から一気に貫いた。 いつもより滑りがいいズルリとした感触にニヤリとしてしまう。ゆるく腰を動かしてマーカスの反応を見る。 「あっ、あぁぁぁぁぁなにこれ??!んうぅっ・・き、気持ちい、い・・・」 「うん、気持ちいいね。あぁ、直にマーカスを感じる・・中の熱さで蕩けそうだよ・・・」 「あぁぁぁ、ジャック、ジャック、もっと動いて・・何これ・・・ヤバ・・生ってこんなに・・・あぁぁぁぁんっ!!」 本当にすごく気持ちいい・・あの薄い膜が一枚ないだけでこんなに違うなんて・・・ オレはモノを一度限界まで引き抜き、しこりを擦りながら再度マーカスを奥まで貫く。 ズルッ、バチュンと湿った音と肌がぶつかる音が風呂場に響き渡る。 「うっ!ひゃっんん!!ズリュンって入ってくるの、すご・・・あっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁっ!!」 そのまま激しく抽挿し、浴槽につかまったマーカスを責め立てる。熱い内壁に包み込まれ、粘膜と粘膜が擦れ合い・・くそっ!いつも以上に気持ち良すぎて余裕がない。 「くっ!マーカス、ごめん。オレ気持ち良すぎてもたない・・一回先にイッてもいい?」 「あっ!あっ!あぁぁぁん、んっ、激し・・いいよ、来て?ジャックをちょうだい・・・俺もすげぇ気持ちい・・中で出しっ・・・はっあぁぁぁんっ!!」 マーカスの言葉で興奮度がMAXになったオレは、おもいっきり腰を振る。そしてそのままマーカスの中に吐精した・・・ あぁ、最高だな・・・ これはマーキングだ。マーカスはオレのもので、オレだけが中に出せるんだ。 オレの吐精で、マーカスも中イキしたようだ。中がうねり、定期的にオレのモノをキュウキュウと締め上げて来る。 一回イッて少し余裕を取り戻したオレは、中イキしたままのマーカスに囁く。 「寒くない?湯船に浸かろうよ。」

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