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検査
加藤「ズボンと下着脱いで処置台に座って」
高橋勇人 13歳
主訴:発熱、睾丸腫脹
所見:狭窄による睾丸炎症、勃起不全グレード未定
なるほどねー
勃起不全なら普通のカテーテルじゃ挿れ難いくて精液採取難しいなー
加藤「看護師さーん、ワイヤー入りのカテーテルあります?1番細いやつ」
看護師「はーい」
加藤「佐々木先生から検査の内容は聞いているのかな?」
勇人「まだ…」
加藤「ちんちんから管を挿れて精液を吸引して細菌が混ざっていないか検査をするんだけど、もしかしたら途中狭くなっていて管が入らない可能性があるのね、入らなかったらまた別の方法を考えるんだけど、とりあえず管を挿れて検査をする方法からするね」
勇人「…痛いですか?」
加藤「包茎だから剥く時痛いのと、管を挿れる時は痛いよ」
恐怖と不安に襲われて今にも泣き出しそうな男の子の顔を見ると俄然やる気が出る笑。
勇人「痛いならやりたくない……」
加藤「でも腫れた原因を調べないとねー。まぁ初めてだからなるべく痛くないようにはするからねー。
あとちんちんのサイズも測定するよ」
背もたれを倒し、足を広げ手足を固定した。
「ちんちん掴むねー、力は抜いてね。
ペニスの長さ4.5センチ、太さ3センチ、勃起時測定不可」
看護師さんがパソコンに読み上げた数値を入力していく
加藤「ちんちんに冷たいジェルかけるね、これたくさん塗った方が痛みが少ないから多めにかけるからね」
勇人「はい」
新患の子は従順だからやりやすい
加藤「皮剥くけど、ゆっくり剥くから頑張ってね」
亀頭をすっぽり隠している皮をゆっくりと下へ下ろしていく
勇人「…っ……はっ!!いたっ……痛い痛い!」
クチュ…グチュグチュ…
たっぷり塗り込んだローションがいやらしい水音を立てて処置室内に響き渡る
加藤「管挿れていくねー、ふぅーって息吐いて力抜いてねー」
勇人「…はぁ…ふぅーっ!んっ…んっ…まっ…て…」
加藤「動くと危ないよ」
勇人「だって…痛い…いだーい!!!!」
カテーテルを進めるとあまりの痛みに悲鳴に近い叫び声を上げていた。
ゴリっ
勇人「!!!ああゔ!!いだーい!」
ある場所に達した瞬間に身体を捻じ曲げるように激しく痛みだした
おそらくここが狭窄している部分だろう。
結構奥だな、、、
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