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カテーテル検査②
加藤「これ以上管入っていかないかな」
勇人「はぁはぁはぁ…ぬい…て…ぐすん…痛い…」
ちんちんがジリジリと焼けるように痛く、腹の奥に響くような鈍痛が津波のように襲ってくる。
早く抜いて……
本当はうずくまりたいけど、手足を固定されているから身体を動かす事が難しく、腰の位置をかろうじて変える事しか出来ない
息もなんだか苦しい
加藤先生はポケットからPHSを取り出し、誰かと話始めた。
加藤「佐々木先生今大丈夫?」
電話の相手は佐々木先生のようだ
加藤「高橋勇人君の検査中なんだけどさ、やっぱり狭窄してて入っていかないね。うん、そうそう」
んっ。あっ…痛い……ゔ… んー!…あぁ!…
電話をしながら片手で睾丸をガシガシ揉まれ、声が漏れる
これ治療に関係ない気がする、、、
加藤「うん、はーい」
電話を切り、看護師さんに何かを持ってくるように話をしている声が聞こえる。まだ何かやるの、、、
加藤「佐々木先生来れるみたいだから、来るまで休憩しようか」
えっ……佐々木先生来るの…
ちんちんに管挿れられたまま、手足拘束されてるから涙も鼻水も垂れ流しのこの状況を見られるのか……
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10分ほど経ち、処置室の扉が開き佐々木先生と加藤先生が入って来た。
佐々木「結構泣いたって顔してるね。一回起きて鼻水かむ?」
勇人「起きたい」
手足の固定を外してもらい起き上がり鼻水をかんだ
佐々木「解熱剤効いたみたいだね?」
佐々木先生の大きな手が首元に触れた。
そういえば身体楽かも。何種類かの解熱剤を使っても下がらなかったのに、診察の時にもらった薬を飲んだら一発で下がるなんて不思議
加藤「狭窄位置確認したら、穿刺も今日する?」
佐々木「先生が時間大丈夫ならお願いしたい」
加藤「俺は大丈夫」
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佐々木「勇人、管入らなそうだから直接睾丸に針刺して検査するね?その前に一旦管がどの位置まで入っているか確認させてね」
勇人「えっ……」
再び横にさせられ、手足を固定され自由を奪われた。
直接針を刺すって言ったよね、、、怖い。どうしよう
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