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カテーテル検査③
佐々木「管の位置少し変えるね」
ちんちんをグッと掴まれ軽く引き上げられた
勇人「あゔ…待って…痛い痛い!」
グリグリと管を押し込まれ、腰が反り返るほどの鋭い痛みに襲われた
佐々木「前立腺より奥だね」
加藤「おそらくね」
佐々木「前立腺が肥大してるわけではないのか……
よし、管抜こうか。少し変な感じすると思うけど頑張ってね」
1 、2の3
勇人「うぅ…ゔ…あー!!…ゲホゲホ」
カウントダウンと共に一気に引き抜かれ、痛みのあまり激しく咳き込んだ。
手足を固定していた物を外されたと同時に身体をくの字に曲げうずくまる
佐々木「頑張ったね」
腰の辺りを絶妙な力加減でさすってくれ、少しずつ痛みが楽になってきた。
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加藤「あとはやっておくよ」
佐々木「助かるありがとう」
加藤「あと別件なんだけどさ」
佐々木先生行っちゃうのか……針を刺されるって事はどうせまた痛いに決まってる。
痛い事される事が確定しているなら佐々木先生にまだいてほしい
でも恥ずかしくて、いて欲しいなんて言えない。
佐々木先生と加藤先生何話してるのかな
加藤『元なんだけどさ、あの薬飲まなかったみたい』
佐々木『やっぱり?苦笑。このあと元のところに行こうとは思っていたんだけどさ』
加藤『ホルモン検査の話はしたの?』
佐々木『まだ。本人が聞きたくないって言うからさ』
加藤『あぁそう苦笑。遅かれ早かれ検査する事なるのに』
佐々木『タイミング見てまた話して見るよ』
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