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穏やかな朝
【勇人サイド】
昨日は色々あって疲れたのか消灯時間より前に熟睡してしまった。
悠太「勇人おはよー!朝ごはん貰いに行こう!」
勇人「うん?配られるんじゃないんだ?」
悠太「体調悪いと持ってきてくれるけど、基本自分で取りに行くんだよ」
へぇー。色々知らない事がまだまだありそうだな。悠太達がいてホント助かる。
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パントリーと書かれた部屋に入ると、おかずがいくつか乗った個人用のトレーとパンやご飯、スープなんかがビュッフェスタイルになっていて好きなだけ食べていいらしい。
勇人「凄くない?」
悠太「ここ育ち盛りのメンズしかいないからね、ご飯だけは豪華なんだよね。14時くらいに来ればデザートも置いてあるから食べ物には困らないよ。24時間飲み物も飲み放題だし」
ほんの少しだけ入院生活も楽しいのかもって、こういうのを見ると思ってしまう。
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朝食を持って談話室へきた
ここは展望レストランかと思うくらい全面ガラス張りで外の景色がよく見える。
勇人「ここ眺めいいんだね」
悠太「うん、元曰く夏は花火見れるらしいよ」
勇人「そうなんだー」
悠太「早く食べよ」
勇人「うん」
昨日の夜は食欲がなくてほとんど食べられなかったから凄くお腹が空いていたんだよね
色々な種類のパンを持ってきてみたから食べるの楽しみ!
勇人「そういえば元来ないね?」
悠太「彼はあと30分は起きないよ笑。いつも寝るの遅いから起きられないんだよ」
勇人「そうなんだー」
悠太「今日は治療とか入っているの?」
勇人「分かんない。何も言われてない」
悠太「昨日言われてないなら何もないんじゃないかな?」
勇人「何もなきゃいいなー。。。悠太は?」
悠太「俺は…これと言って特にないんだよねー。」
勇人「…ふーん?そうなんだ?
悠太の先生ってどんな人?」
悠太「佐藤先生って言うんだけど、クール系かな?なんかすげー頭良くてさ、学校の課題で分からないとこ全部聞いてる」
勇人「へぇー!怖い感じではないんだ?」
悠太「んぅ……ちゃんと言うこと聞けば怖くないかな?」
勇人「ふーん?」
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