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勃起検査③
森田「さっきの体勢なって」
…え……無理なんだけど、、、
勇人「……グスン…。」
森田「じゃあこっち」
いつもの処置用のイスを指差して、スタスタと行ってしまった。
そっちに行きたくないけど、逃げる勇気もない。。。
森田「早く!」
ビクッ
森田先生の口調が強くなり、急いで処置用のイスに移動した。
イスに座るとすぐに背もたれを倒され、手際良く手足を固定された。
ジェルの容器を開ける音が聞こえ、冷たいジェルをお尻の穴にかけられた。
森田「動くよ」
イス全体が動き、お尻側が少し高くなった。
森田「息すって」
勇人「はい」
森田「ゆっくり吐く」
勇人「ふぅ……っ…あっ…あっ…痛い痛ーい!」
息を吐いているとまたお尻に違和感があり、すぐにその違和感は痛みへ変わった
勇人「痛い!痛いぃぃぃ」
森田「我慢」
勇人「はぁ…あぁぁ…グスン…むりむり」
指を挿れたり出したりを繰り返され、腰を浮かせ痛みから逃れようとしたが、指を動かすスピードを早められ、逃げる事を諦め、泣喘ぐことしか出来なかった
はぁ…あぁ…はぁはぁ…苦しい
苦しい……
ヤバい…
・
・
・
森田「大丈夫?」
目の前が真っ白になりかけた時に指を一気に抜かれて、森田先生に声をかけられてハッと我に返った
勇人「……はぃ…」
森田「休憩しようか」
タオルを身体にかけてもらい、イスが平らに戻った。
森田『先生検②来れる?うん、はーい』
誰と電話してるんだろ
電話を切って数分後、扉が開く音が聞こえ、誰かが近づいて来た。
森田「先生ごめん呼びつけて、呼吸管理お願い。この子まだ呼吸訓練してないからすぐ過呼吸なるんだよね」
加藤「あぁ…勇人ですね」
あっ…加藤先生。
頭側にイスを持って来て座ると、涙を拭いてくれた。
森田「あとバイブだけなんだよね」
加藤「なるほど、分かりました」
バイブ……ってあれだよね?
加藤「あと少しだから頑張ってね」
勇人「はい」
森田先生が怖すぎて、加藤先生が天使に見えてきた
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