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ホルモン治療

【元サイド】 ホルモン治療をするってことになったら、さっそくこれからやろうって事になってしまい、治療室に連れて来られた。 少し久しぶりの治療室だから緊張するな。 看護師「元君着替え手伝うね」 元「1人で出来る」 看護師「点滴抜けちゃうといけないから手伝うよ」 治療用のイスに寝かされて看護師さんが手早く下着を下ろして上に毛布をかけいなくなった。 はぁ…やるって決めたけど…怖いな…… ガラガラ 扉が開いて佐々木先生が入ってきた。 佐々木「寒くない?暖房高めにはしてあるんだけどさ」 元「大丈夫」 そういえばいつもより暖かいかも、今俺ずっと体温低いから暖かいの助かる。 佐々木「もう分かると思うけど、一応治療内容を説明すると、ちんちんから管を挿れて薬を注入した後に玉の左右どちらかに注射を刺すっていうのを1日2回、これを予定では3日続けるよ」 元「…ぅん…」 佐々木「じゃあ、管挿れる準備しようか! 動くと危ないから手足固定するね」 手足を固定され、ちんちんにジェルをかけられた。調子がいいときは数回ピストンされたら勃ってくるんだけど、今日はきっと勃たないと思う。 佐々木先生も早々に諦めて勃たせずに管を挿れるらしい。 竹内先生が前に言ってたけど、勃起してない状態で管挿れるのってめちゃくちゃ難しいらしい。 挿れられる方もめちゃくちゃ痛いけどね。 佐々木「ちょっとグリグリするけど頑張ってね」 元「……っ……ぃ…たっ………」 マジで痛い。 元「…んっ……グリグリ…長くない?」 佐々木「もう少し頑張ってねー」 元「…少しってどのくらい?……あっ…まっ…て…ゔ…痛い痛い」 佐々木「ここ1番痛いね、ここ過ぎたら終わるからね」 元「あゔ!!あぁぁ!!キツイ!」 佐々木「動かないでねー、深呼吸だよ」 はぁはぁはぁ…… 深呼吸してるけど痛いんだって やばいやばい 佐々木「薬入れるよー」 冷たい液体が中に入ってくるのが分かり、お腹が気持ちヒンヤリとしている 薬を入れ終えると管を一気に抜かれた。 佐々木「管抜けたよ、一旦休憩ね」     元「マジで痛かった…血出たでしょ?」     佐々木「出てないよ」 元「絶対中裂けたよ」 佐々木「そんなに痛がってなかったじゃん」 元「先生麻痺してるよ、めちゃくちゃ痛がってたから」 佐々木「あぁ本当笑。ごめんね」

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