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ホルモン治療②

佐々木「次注射ね」 元「…それがマジで嫌なんだよ……」 佐々木「身体抑える人連れて来ていい?」 元「え……誰?」 佐々木「誰ならいい?」 元「竹内先生」 佐々木「即答だね笑。じゃあ竹内先生呼ぶか」   佐々木先生が電話をかけている間に身体を一旦起こして、足を固定しているところが気になり固定具を外した。 佐々木先生が電話をしながら、外すなって顔してるけど痛いんだもん。 佐々木「こら」 元「食い込んでくるんだもん」 佐々木「なんで外し方知ってるの」 元「何回も固定されてれば覚えるよ」 佐々木「もう、、、固定し直すからゴロンして。」 ・ ・ ・ 竹内「遅くなりました」 佐々木「ごめんね、来てもらって。」 元「竹内先生来たし、冷たいの取ってよ」 佐々木「まだだめ、注射するところしっかり冷やさないと痛いのは元だよ」 元「この冷やすやつがそもそも痛いんだよ。先生もやってみて」 佐々木「先生はしなくていいの」 竹内「加藤先生やってましたけどね笑」 佐々木「えっ!?なんで苦笑」 竹内「なんか突然やってみようかなとか言い出して、森田先生もスイッチ入っちゃって笑。治療始めるかと思うくらい本気モードで笑。いやー、笑った」 佐々木「いい大人が何してるの、、、苦笑」 竹内「下着は履いてましたよ笑」 佐々木「いやいや苦笑。」 加藤先生がふざけてるのは想像つくけど、森田先生は意外…… ・ ・ ・ 佐々木「さてと、そろそろいいかな。始めるから手も固定するよ」 元「何もしないから手自由にさせて」 佐々木「いいけど、大人しくしててね」 元「はーい」

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