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朝診察
【元サイド】
眠れた感じがしなくて身体が重い。朝のホルモン治療も具合い悪すぎて途中吐いちゃったし。
でもあと一回注射したらおしまいだから嬉しい。
加藤「元ちゃんおはよう」
出たー。
元「おはようございます。」
加藤「顔色悪いね、集中治療室空くけど来る?」
元「…絶対嫌」
勇人もしかして監禁部屋から出たのか?
元「勇人は?」
加藤「明日大部屋戻ってくる予定」
すげー!予定よりめちゃくちゃ早いじゃん
佐々木「ごめん遅くなった」
よかった、佐々木先生来ないかと思った
加藤「元ちゃん、集中治療室嫌だって」
佐々木「本当に?具合い悪いと心細いでしょ?近くに看護師さんいた方が安心じゃない?」
加藤先生の冗談かと思ったら、割と本気で俺を集中治療室に入れようとしてたんだ。
元「あの部屋見るだけで具合悪くなる」
佐々木「そんなにトラウマなんだ苦笑。でも具合悪くなったら我慢しないで看護師さん呼んでね?」
元「うん、、、佐々木先生何時までいる?」
佐々木「お昼頃かな」
じゃあ午後大人しく寝てよう。
・
・
・
加藤「じゃあ、診察するからパンツ下げるね」
………。
森田先生に狭くなってるって言われたからお尻嫌だな。
しかも加藤先生だし。
加藤「昨日抜いたから睾丸はよさそうだね」
問題ないならガシガシ揉まないでー
絶対遊んでるじゃん
加藤「嫌そうだね」
元「嬉しい人いないでしょ」
加藤「一定数いるよ」
佐々木「こらこら、子供に変なこと教えないで」
カチャ
……っ…ジェル冷たい
元「せんせ……ジェルもう少し塗って」
加藤「ん?何?久しぶりでお願いの仕方忘れちゃったかな」
元「…っ…ジェルお尻にもう少し下さい///」
加藤「もっと欲しいの?割と量多いんだけどね?そんなにこっち自信ない?」
!!!
元「ぅん……」
指でトントンされただけなのに緊張で身体がビクッと反応してしまった
加藤「大丈夫?笑。何回か深呼吸して」
数回深呼吸を繰り返すとお尻に違和感を感じた。
元「あっ…!…痛い!!痛い痛い!!」
自分でも驚ろくほど、いつもより痛みを強く感じてしまい、キュッとお尻を締めた時に加藤先生の指を挟んだ感覚があった
加藤「これかなり中硬くなってるな」
佐々木「狭い?」
加藤「だいぶ…これ放っておけないレベルだな。プラグ挿れようかな」
佐々木「取ってくるよ」
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