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課題

森田先生の「ガッツリ治療する」っていう宣言通り大部屋に移って数日治療が連日続いていた。 今僕に課せられた課題は亀頭まで皮を剥けるようにする事なんだけど、正直ちょっと嫌で……治療を積極的に取り組めない。 教えてもらった事もまだマスター出来てなくて、どうしようって思ってはいるけど、誰かに聞いたり練習したりっていう行動を起こす事も出来なくて…… 治療がない時間は現実逃避がしたくてこうやってスマホばかり眺めてしまっている。 お昼も食べ終えて午後は特に予定ないし、今日もゆっくり過ごそう。 看護師「勇人君、先生お話あるみたいだからナースステーション来れる?」 勇人「……誰先生?」 看護師「A班の先生達だよ」   ………行きたくない。   勇人「今じゃないとダメ?」 看護師「そうだね苦笑。」 ・ ・ ・ 竹内「勇人こっちおいで」 ナースステーションの入り口に立っていると竹内先生と目が合い手招きされた。 パソコンを囲むようにA班の先生達が話し合いをしていた。 加藤先生がスペースを空けてくれ、隣に座った。 森田「勇人、この間これ教えたじゃん?どのくらい出来るようになったか見せて?」 えっ……。 森田先生に透明で中がブニブニとした筒状の器具を手渡された。 勇人「……いま…?」 森田「そう」 ナースステーションの端で若干死角になっているとはいえ、先生達の前でパンツ脱ぐって事だよね。 ……。 渋々イスから立ち上がりパンツを脱ぎ、この間教えてもらった器具を手に持った。 たしかに教えてもらって練習しなさいって言われてたけど、1度もやってない……。 たしかこう持って、穴にちんちんを挿れるんだよね 勇人「…………。」 あれ、上手く入らない。 ヤバい…先生達めっちゃ見てる…… どうしよう…… 加藤「挿れる方こっち、逆だよ」 なかなか入らず、全身にじわっと汗が出てきてしまった。 隣に座っている加藤先生が見かねて教えてくれそもそも反対だった事を知った。

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