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課題③
トントン
治療室の扉をノックする音が響いた。
勇人「…………。」
誰かが近づいてきて目の前にある椅子に座った。
足の隙間から覗くと黒いスクラブが見え、先生がいる事は分かった。
体格的にA班の先生ではないような気がして、ゆっくりと顔を上げた。
勇人「………グスン…っ…」
青木先生だ……
青木「使うか?」
箱ティッシュを手渡され、鼻水を拭いた。
青木「森田先生に様子見てきてって言われたんだけど、先生何を手伝えばいい?」
1対1で話すの初めてだし、みんなも口を揃えて恐いって言ってる先生だし……どうしよう。
勇人「………」
青木「聞き方変えようか、どんな事で怒られてここで泣いてるの?」
勇人「…これ練習してなかったから着けることも出来なくて怒られました……でも……そもそもピストン痛いからやりたくない……」
青木「なるほど、先生達からも言われてると思うけど
、たくさん動かして、皮を柔らかい状態にしないとピストンの時毎回痛いままだぞ?」
勇人「…別にもういい。」
青木「……因みにちんちん洗う時どうしてる?皮下ろしてるでしょ」
勇人「…ちょっとだけ剥いてる」
青木「ちょっとってどのくらい?」
パンツを脱ぎちんちんを軽く剥いた
勇人「これぐらい」
青木「これだとちゃんと洗えてないだろ、よく今まで炎症しなかったな。ジェル今日使った?」
勇人「使ってないです」
青木「ここジェル残ってる」
……ホントだ。
青木「今洗浄しよう、洗い方教えてあげるから」
・
・
・
お風呂場に連れて行かれるかと思ったらここで洗えるらしい
中学生にもなってちんちんの洗い方を教わるとは思わなかった
青木「ホントは軽く勃起させて洗うんだけど、勇人の場合はそれが出来ないから剥くよ」
泡立てた石鹸で竿を洗いつつ、少しずつ皮を剥いては戻しを繰り返していた。
手つきがプロ過ぎて目で追えない。
石鹸のおかげで滑りが良いからなのか?青木先生のテクなのか分からないけど、痛みは強くなかった
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