【勇人サイド】 どうしよう…… ナースステーションに佐々木先生いるかな…… 看護師「勇人君どうしたの？」 勇人「佐々木先生いますか……」 看護師「佐々木先生奥にいるよ、入っていいよ」 勇人「お邪魔します」 ドキドキする…… 近くに他の先生いたら後にしよう。 佐々木先生1人ならいいな…… 奥ってこっちかな…… ……いた！よかった1人だ ・ ・ ・ 勇人「せんせ……」 佐々木「お！びっくりしたー。どうした？」 勇人「………。」 佐々木「ここだと話難いかな？場所変えようか」 いざ先生を目の前にすると言葉に詰まってしまった。 すぐに察してくれて佐々木先生がポンポンと背中を撫でてくれ、そのまま誰もいない別室に連れて行ってくれた。 ・ ・ ・ 佐々木「ここ座って」 勇人「…………」 佐々木「どうした？辛くなっちゃった？」 勇人「………グスン…っ…」 【辛い】ってワードで一気に堪えていた涙が溢れ出てきてしまった。 佐々木「何が今辛い？」 勇人「グスン……きょ…せ……ぐ泣」 佐々木「去勢？」 勇人「矯せ…い…泣」 佐々木「ごめん矯正ね、矯正具付けてるの！？」 　 勇人「森田先生に明後日までに剥けなかったら着けるって言われた泣」 佐々木「…なるほどね。それを着けられるかもって思ったら不安になってきちゃったのかな？」 勇人「そう泣」 佐々木「勇人結構痛がるからさ、先生達的には自分でマイペースに亀頭まで剥く練習した方がいいかな？って思って透明な筒状の器具あるでしょ？あれの使い方教えたんだけど、練習してる様子が見えなかったからね、先生達の前でやってみてもらったの」 勇人「…………」