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青木先生の巡回②

【悠太サイド】 青木「悠太、B班の先生達今みんな治療入ってて来られないって。A班か俺ならどっちがいい?」 A班?佐々木先生か竹内先生なら確実にそっちなんだけど…… 悠太「A班って誰ですか?」 青木「森田先生か加藤先生」 ……つまり、森田先生か加藤先生か青木先生の3択ってことか。 全員微妙……加藤先生が唯一優しいけど、治療受けた事ないから迂闊に選べない。 森田先生も青木先生も治療受けた事あるけどどっちもどっち…… 悩む…… …いやでも……青木先生かな。 青木先生口調冷たいけど…事情分かってるのは青木先生だし…… 悠太「青木先生お願いします…」 ・ ・ ・ 青木「パンツ脱いでイスに座って」 悠太「はい」 自分がやると決めたけど、治療室入るとやっぱり怖い。なんか治療室って独特なんだよね…… 他の部屋に比べて照明明るいし、医療器具たくさん置いてあるし。 普段白衣羽織ってる先生達も治療の時は白衣脱いでスクラブだけになるから、なんか手術されてるみたいで怖い 青木「頭倒すよ」 悠太「痛み止め入ったジェルにしてほしいです」 青木「痛み止めのジェルはちんちん用。肛門に塗っても意味ないぞ」 悠太「じゃあ先に痛み止め飲みたい」 青木「痛み止め飲んだばかりでしょ?次飲めるの2時間後」 マジか……… 青木「深呼吸3回」 はぁ…ふぅ…はぁ…ふぅ… 悠太「はぁ…ふぅ……っ…ん…」 3回目の深呼吸と共に指をググッと押し込まれた。 青木「少しずつ触れていくから力抜いてて」 悠太「はい」 指をくの字に曲げ、前立腺を上下に滑らすように指を動かされた。 青木「呼吸浅くなってるけど、痛いか?」 悠太「ちょっと」 恐い…. 徐々に指の強さが強くなり押しながら滑らせているのがわかった。 青木「ここかな」 悠太「あっ…あぁぁ痛い」 ある一点を押された時に全身がビリビリと痺れた 青木「だいぶ硬いな。」 悠太「痛い…泣きそう」 青木「ここの痛いところ中心に押すから泣いてていいけど、動かないように」 悠太「痛い!やっぱり辞めたい泣」 青木「ここ」 悠太「あゔぁぁ!ちょっと!泣。いだい!」 青木「ここが1番痛いだろうから、担当の先生に解してもらいな。」 痛いところの中にさらに激痛な場所もあるなんて最悪過ぎる……

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