【勇人サイド】 先生達と話をするために面談室に看護師さんと向かった。 トントン 看護師「勇人君連れて来ました」 面談室へ入るとA班の先生が勢揃いしていた。 みんないる…… 佐々木「勇人おいで」 佐々木先生と竹内先生の間のイスに案内され少しホッとした。 佐々木「昨日は眠れたかな？」 勇人「眠れた」 佐々木「顔色もいいね」 ・ ・ ・ 佐々木「じゃあ今後の治療の話をしようか。」 勇人「……はぃ」 佐々木「この間も聞いたんだけど、ピストンの練習マイペースに自分でやりたいか、先生達が手を貸した方がいいか気持ち決まったかな？」 勇人「……先生とやりたい」 僕の発言に先生達がザワザワと顔を見合わせ少し驚いたような反応をしていた 佐々木「そっか、いやちょっと意外だったから正直びっくりした」 勇人「でもピストン出来るようになったら退院したいです」 佐々木「退院！？」 加藤「あれ笑。勇人そもそもの病気分かってるよね？勃起不全治さないと退院できないんだよ？」 勇人「ちんちんの裏触れば勃起出来るってみんな言ってたから、それなら自分で出来る」 佐々木「それは健康な身体だった場合ね？勇人の場合はそれだけだと勃起は難しいんだよ？」 勇人「……でも出来ると思う…」 佐々木「ぃや…」 森田「そうだね、出来るかもしれない。 とりあえずさ、ピストン特訓しよ。ピストン慣れたら退院してから1人でする時にやりやすいでしょ？」 勇人「はぃ」 森田「このあと治療室予約してあるから1時間だけやってみよう」 勇人「……今日ですか？……」 森田「今日だよ、10:30に治療室③に来て」 勇人「………はい……」