【元サイド】 ゔ…気持ち悪い…… 今何時だ…… 4時かよ。 最悪な目覚め。 寝る前に薬たっぷり塗ってもらったのに、ヒリヒリ擦れてる感じにちんちん痛いし。 とりあえずトイレ行きたいな。看護師さん呼ぶと時間かかるしめんどくさいから1人で行こう 点滴邪魔……靴もどこだよ。 薄暗いからマジ見つからない。。、 漏れる…… あった！！急げヤバい ヤバいヤバいヤバい。 看護師「元君！どうしたの？？」 元「トイレ！」 看護師「点滴引っ張られてるよ！待って待って」 元「漏れる！」 マジ限界！出ちゃう。 元「出ちゃう」 看護師「ごめんごめん、看護師さん点滴持つから行こう」 ・ ・ ・ 大急ぎでトイレへ向かい、ズボンを下げようとしたがもたついてしまった。 元「ヤバいヤバい」 あっ…… 看護師さんが尿を測るコップを用意している間に膀胱が限界に達してしまい、生暖かい水が足を濡らしていった。 元「…でちゃった…」 ・ ・ ・ 看護師「元君とりあえず身体拭こうね、明るくなったらお風呂入ろうか」 元「………」 看護師さんがもうひとり来てトイレを掃除して着替えを手伝ってくれた。 だから漏れるって言ったのに……そもそもは点滴あるのがいけないんだよな。佐々木先生に夜中の点滴嫌って言おう。 看護師「オムツもあるけどどうする？」 元「絶対嫌」 オムツ蒸れるし痒くなるしいい事ないんだよ。 看護師「点滴してるからトイレ近くなって大変だったら尿器もあるから必要だったら言ってね？」 ……尿器は看護師さんに見られるのが嫌なんだよ 元「考えておく。 ねぇ、ちんちんに昨日塗った薬ある？」 看護師「あるよ、塗ってあげるね」 元「大丈夫、自分でやる」 もう…先が思いやられる。