【竹内サイド】 佐々木「今の採血でとりあえず今日は採血ないから安心しな？今日色々あって疲れちゃったね」 元「ぐすん…っ…ピリピリ痛い」 佐々木「痛いのは分かるけど、今辞めたらまたホルモン値不安定になるから頑張ろう」 元「今日はもう頑張れない泣」 佐々木「なんで頑張れないの？」 元「だって…疲れちゃったし、森田先生いつもより怖いし…」 佐々木「…森田先生いつもより怖かった？」 竹内「……いやぁ！？…いつも通りかと」 佐々木「元今日イタズラして怒られたり強めな治療したから、森田先生も怒ってるかもしれないってフィルターかけてるだけじゃない？」 元「………そうかも…」 さすが佐々木先生…元ずっと佐々木先生の目を見て話聞いてる 佐々木「あの冷淡さはいつもと同じだよ」 先生、しれっと森田先生の事ディスったよな苦笑 　 元「…そっか……」 元も納得しないであげて笑。 佐々木「採血の結果次第だけど、おそらくピリピリは明日まで必要だと思う。疲れただろうし、今日は眠れるように森田先生に調整してもらいな？」 元「先生から言って」 佐々木「俺からも言うけど、自分でもちゃんと話な」 元「なんて言えばいいの？森田先生トントンしてくれる？」 佐々木「トントンはしてくれると思うけど……というかトントンでいいの？眠る薬必要かな？って俺は思ったんだけど」 トントンしてもらって寝ようとしてたのか笑。可愛い 元「眠る薬ってクソまずいやつでしょ？あれは嫌」 佐々木「まあ、そこは森田先生と相談」 元「……分かった。ねぇ今日もホルモンの注射あるの？」 佐々木「あるよ」 元「今日だけで4回目って事？」 佐々木「4回？……あぁ…高濃度の注射2本打ってたね、あれは即効性ある薬ね、いつものは効果が長持ちする注射」 元「ふーん……。いつものやつ森田先生だよね？」 佐々木「そうだよ笑」 元「はぁ…。」 佐々木「森田先生怖いだけで注射とかは上手じゃん」 元「ぅん……でも痛いよ」 佐々木「針刺すから痛いに決まってるでしょ？」 元「ぅん…… ねぇねぇ…ホルモン値上がらなかったら俺どうなるの？」 佐々木「大丈夫、明日には上がるから」 元「ホント？」 佐々木「うん、先生達信じて」 元「分かった」