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いつもの注射

【元サイド】 なんかちょっとだるいし、頭痛くなってきた…… でも熱は37.5℃かー。あんまり変わらないから気のせいかな。 20時か…森田先生遅いな……いつもならとっくに注射終わってのんびりしてる時間なのに… どうせ注射しなきゃいけないなら早く終わりたい ガシャン !!! カギが開き森田先生が入ってきた。 特に声をかけられるわけでもなく、俺の周りに置いてある医療機械を操作していた。 !!! 心電図のモニターを眺めているだけだと思い油断していたら、突然森田先生の手が首筋に伸びてきた。 森田「顔色悪いね、熱測ろうか」 元「え!?」 顔色悪いの?ノールックだったのにいつ俺の顔色見たんだ??背中にも目付いてんのか?こわっ! ピピピピ とかなんとか考えてる間に熱測られたし。マジ仕事早いな 森田「やっぱり熱高いな」 え!? 元「何℃ですか?」 森田「38.0℃」 やっぱり具合悪いの気のせいじゃなかった!! 元「モニターと全然体温違う」 森田「これ感度悪い時あるんだよね。調整したから上がってくると思うよ」 ホントだ……38.0℃になった。熱あると分かったら余計具合悪くなってきた 森田「もうすぐ消灯になるから注射しようか」 注射あるよね…… ・ ・ ・ ポンプが外されて、ふにゃふにゃになりかけていたちんちんを高速でピストンされた。 元「あゔ…あぁゔ…」 熱あっても容赦ないな。 森田「チクッてするよ」    尿管を擦るように管が入ってきてヒリヒリとした痛みに呼吸が速くなっていった 元「あゔ…いって……痛い」 痛がったところで手を止めてもらえるはずもなく、ベッド柵を掴み痛みに耐えるしかなかった 森田「薬入るよ」 薬が入り管をスッと一気に抜かれた。 ちんこいてぇ…… そして玉冷やしてるやつもそろそろ冷た過ぎて痛くなってきた、、、 元「寒い……」 森田「注射右の方がいいよね?」 元「え?……右がいいです」 左側ずっと痛いんだよね。右がいいか聞いてきたって事は左側目で分かるくらい何か起きてるってこと?? 俺の玉今どうなっちゃってるの…… 森田「はい、じゃあ深呼吸3回」 怖い…… 森田「聞いてる?深呼吸」 ペシペシと足を叩かれた 元「……はい…」

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