【元サイド】 元「ちょっと待って……泣」 森田「はいはい。」 力抜いてゆっくり深呼吸すれば少しは痛くない…痛くない…これ終われば今日はもう寝るだけ…… 注射終わったらご褒美にジュース飲むって決めてたんだ… 森田「足震えてる。ずっと寝てるから筋力落ちた？それとも怖くて震えてるの？」 元「………怖いの」 森田「…じゃあ足伸ばしな、少しはリラックス出来るから」 足を伸ばすと森田先生に大きく足を広げられた。 森田「はいじゃあ深呼吸」 深呼吸を3回して足の指にグッと力を込めた ！！！ ブスッ 元「ゔ！！！あぁぁ！痛い泣」 ヤバい痛い痛い… 元「いだーい！！！泣」 森田「動かない、薬入ったから抜くよ」 元「あぁゔ！！」 針抜く瞬間も痛い。 元「はぁはぁはぁ…」 身体を丸め横を向いた。 元「痛い泣。」 森田「呼吸整ったらナースコール押して、ポンプ付けに来るから」 処置に使った物を持ち部屋から出て行った。 手固定されてるから腰摩ってほしかったのに。。。 はぁ…はぁ…はぁ… 看護師さん呼ぼうかな…でも森田先生来ちゃうかな… 痛い……玉冷やしてるやつも痛い…取りたいよ…泣 ・ ・ ・ 無理辛い。 ♪～♪～♪～ ナースコールを押すとすぐに看護師さんが部屋に来てくれた 看護師「どうしたの？」 元「これ取って」 玉を冷やしている保冷剤を取ってもらい、腰を摩ってもらった 気持ちいい…摩ってもらうと凄い楽…… ・ ・ ・ 看護師「元君、そろそろ森田先生呼ばないと怒られちゃうんじゃない？」 元「まだ呼ばないで」 このまま摩ってもらいながら眠りたい。 ケツのピリピリもなかったらいいのに…… 看護師「元君寝ちゃダメだよ？笑。まだ処置あるでしょ？」 元「ぅん……」 そういえばジュース飲まなきゃ 元「じゃあジュース飲む」 りんごジュースを持ってきてもらい飲み終えると、森田先生に手際よくポンプをつけられ、消灯のため部屋を暗くされた。