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補習②
【佐々木サイド】
加藤「基礎出来てないって叱ったら泣き始めちゃった苦笑。」
佐々木「基礎出来ないの?笑。それはたしかに頑張らなきゃだね」
勇人「…………グスン…」
あらら…俯いちゃった……苦笑
佐々木「明日午前の治療俺だけど、呼吸の基礎訓練からしようか?」
勇人「………グスン…」
佐々木「やだ?笑」
勇人「……いや…じゃ…ない泣」
佐々木「うん、じゃあ明日先生とゆっくりやろうか」
背中をトントンと撫でると、ゆっくりと頷いた
加藤「ほら、ティッシュ使いな?」
ティッシュで涙を拭き、呼吸が落ち着いたところで部屋へと帰した。
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佐々木「うーん苦笑。やっぱり彼飲み込み遅いですね」
森田「ね。全然治療についてこれてない」
加藤「入院長引きそうですね」
森田「あれは無理だね」
佐々木「午後加藤先生にチェンジするんだっけ?」
加藤「あぁそうそう、竹内先生勇人より、こっちの定期の精液検査の方がいいでしょ」
佐々木「そうだね、よろしく
あと、元起きたらカプセル挿れた方がいいかも」
森田「熱下がってきた?」
佐々木「はい、寝てるから様子見てたんですけど、完全に下降傾向ですね」
加藤「ホントだ…ギリギリじゃん。起きそう?」
佐々木「まだスヤスヤ寝てるんだよね苦笑。可哀想だけどあと30分くらいしたら起こして採血かな」
加藤「そうだね。」
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12時
加藤先生と共に元の元へ行き採血と処置の準備を進めつつ元を起こした。
佐々木「元…起きてー」
スヤスヤと気持ちよさそうに寝息を立てている元の肩を軽く叩きながら声をかけると、眉間にシワを寄せ寝返りを打とうと身体を動かし始めた。
佐々木「元ー、ごめんねー起きてー」
元「んぅ……」
加藤「起きて」
元「…ねむい…@#/…」
寝ているところを無理やり起こしたため、当然グズグズとし始めてしまった。
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