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治療再開②
【佐々木サイド】
背もたれを少しさげ、勇人の口に指を挿れた
佐々木「舐めて」
勇人「…グスン…はぁ…はぁ…ペチャペチャ」
眉間にシワを寄せて苦しそうにしながらも一生懸命指を舐め続け、息を吸うために自然に深呼吸ができるようになってきていた
佐々木「今の呼吸上手だったよ、その感覚忘れないでね」
勇人「ハァ…はぁーー…ペチャペチャ…」
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少し水分休憩をさせて、午後は森田先生にしこたま扱かれるだろうから残りの時間は少しでも肛門をほぐしておこう
佐々木「呼吸上手になってきたから、これからお尻も触るけど深呼吸頑張ってね」
勇人「…はぃ…」
お尻というワードに表情が曇ったが、時間もないので背もたれを倒し勇人の足を持ち上げ足置きに置いた。
佐々木「深呼吸して」
勇人「…ふぅ……」
佐々木「上手だよ」
キュッと締まった肛門周りにローションを塗り、滑らすように人差し指を挿入した
勇人「はっ…あゔ…」
佐々木「お尻締めないで…ふぅーって息吐いて」
勇人「ふぅ……っ…」
呼吸が安定するまで指を動かさず中で馴染ませるか
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佐々木「少し奥に入るよ」
ゆっくりと第二関節まで指を中に挿れたが上手く呼吸が出来ている様子に安堵した
2本いけそうだな
一旦指を引き抜き指を2本に増やし深呼吸を促した
グチュ
勇人「あゔ…痛い!」
佐々木「力抜いて」
足の指をピンと反り返らせ、腰を浮かし始めた
勇人「いたーい…あぁぁ…むりぃ…」
佐々木「がんばれ、深呼吸してごらん」
勇人「んぅ…ゔ…うぅ…」
左手で肛門に指を挿れたまま椅子をスライドさせて顔が見える位置へ移動した。
勇人「痛い…泣」
佐々木「呼吸忘れてるよ?」
勇人「はぁー…痛くて…出来ない泣」
佐々木「じゃあまた舐めな」
勇人の口に指を浅めに挿れ、指を舐めらせた。
勇人「ペチャ…はぁ…はぁー」
こうやって呼吸補助してあげれば力抜けるな
佐々木「力抜けるね、偉いよ」
勇人「はぁ…ハァー…でも…いたい…」
佐々木「さっきより痛くないでしょ?」
勇人「……ぅ…ん…」
佐々木「もう少し頑張って」
2本の指を折り曲げ腸壁を押すように刺激すると少し呼吸が速くはなるが、さっきよりは指が入っているのを拒絶しなくなった
勇人「はぁー…っ……いた…い」
佐々木「痛いね、もっと泣いてもいいよ?先生しか見てないから」
ポロポロと両眼から涙が溢れ落ち頬を濡らし、必死に呼吸をする勇人の頑張りを終わったらたくさん褒めてあげよう
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