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おかえり?

【勇人サイド】 悠太「勇人!見て!!」 青木先生の特訓からの午前治療でヘトヘトになって部屋に戻って来たら、悠太が目をキラキラさせながら部屋の前で僕を待ちわびていた 勇人「どうしたの?」 悠太「ほら!」 !! 僕の隣のベッドに看護師さん数名と竹内先生がいて、まさかの元がベッドに寝ていた 勇人「元じゃん!?」 悠太「そう、戻って来たみたい」 勇人「ホントに??」 2人で元のベッドに近づこうとすると、竹内先生に引き止められた 竹内「ちょっと待っててね、今色々セッティングしてるからさ」 悠太「元帰って来たの??」 竹内「んぅ…本人の強い希望苦笑。ホントはまだ大部屋出せる状態じゃないんだけどねぇ………って2人話聞いてる?!」 悠太と2人で看護師さんをかき分けるように元の側へ 悠太「元おかえり!」 勇人「おかえり!」 元「ただいま…」 ゆっくりと目を開けて力なく笑う元 悠太「待ってたよ!!遊ぼう!」 元「ぅん……」 看護師「悠太君、勇人君、久しぶりに会えてお話たくさんしたいとは思うんだけど、元君今治療して来たばかりで疲れてるから、少しだけ休ませてあげて?」 悠太「うん、分かった」 勇人「あとでね」 元「うん」 ・ ・ ・ 看護師さん達がいなくなり、悠太と僕のベッドに座りながら元を眺めた。 悠太「点滴いっぱいだね」 勇人「1.2.3.4つだ」 悠太「初めてあんなに点滴されてる人見た」 勇人「元あんまり動かないね」 悠太「寝てるのかな?」 悠太がそっと近づき顔を覗きこんだ 悠太「寝てるー(ヒソヒソ)」 勇人「起きちゃうよ(ヒソヒソ)」 悠太「!!」 勇人「どうしたの?(ヒソヒソ)」 悠太「起きたー!」 勇人「うそ苦笑。」 元のベッドに近寄ると、軽く伸びをして仰向けに体勢を変え、優しく微笑んでくれた。 元「やっぱ落ち着く」 悠太「元聞いて!勇人さぁ、この間脱走してお仕置きされたんだって笑笑」 元「うそ?笑。お前も問題児の仲間入りだな」 勇人「お仕置きあるなんて聞いてないよー」 元「言ってなかったっけ?笑」 勇人「加藤先生と佐々木先生にめちゃくちゃにされてトラウマになるかと思ったよ」 元「2人?豪華じゃん」 勇人「元の時2人じゃなかったの?」 元「うん、佐藤先生1人」 勇人+悠太「佐藤先生!?」 元「普通に優しかったよ」 勇人「それお仕置きなの?」 元「一応ね笑」 勇人「普通に外れだったじゃん」 元「最高なんだけど笑」 悠太「最高だよね笑。

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