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夜勤帯

【元サイド】 看護師「元君、お熱と血圧測ろうね。もう少ししたら当直の先生夜診察来るからね」 元「ぅん……」 悠太と勇人は夕飯食べてその後ロビーでみんなでゲームをするらしい。 俺も誘われたけど具合悪くて断った。。。 仮に体調良くても基本ベッド安静だから行けないんだけどね ピピピピ ピピピピ 看護師「39.0℃だね…」 さすがに高っ……ちょっと無理しちゃったかな。 看護師「血圧も低めだね……」 元「俺いつも低いよ」 看護師「そうなの?」 元「うん」 いつもベテランの看護師さんしか担当付かないから、たまに若い看護師さんだと俺の熱と血圧見るとびっくりされるんだよね まぁ…たしかにいつもより数値悪いけど 青木「いや、いつもより血圧低いだろ」 !! 青木先生!!当直青木先生かよ 青木「点滴追加でオーダー出すから明日の朝まで繋いで」 看護師「分かりました」 えっ…点滴増えるの カーテンをサッと閉め聴診器をあてられた。 青木「お腹押すよ」 お腹を押され、徐々に手が下に下がっていった。 元「んっ……」 足の付け根押されるのホント嫌い 青木「足立てて」 くる……っ… チクッ 元「んぅ……っ…」 バタン 立てていた足が倒れベッド柵にぶつかった。 青木「中熱いし全体的に浮腫んでる」 実況いらない…… めっちゃ痛い…… 痛くて徐々に上に逃げていた身体を足を引っ張られ下に降ろされ、大きく足を開かされた。 元「…ぃ…た……」 大部屋だからあんまり声出せないけど…マジで痛い… 青木「勇人達まだロビーいたからしばらく部屋戻って来ないと思うよ」 元「え?……」 青木「痛いなら声出しても大丈夫だぞ」 ………我慢してるの分かってるなら手加減してよ…… グリグリ グリグリ 元「うわっ…はぁぁゔ…っ…痛い…泣」 さっきの看護師さんと目が合ってしまった……恥ずかしい…こんな姿見られたくない…… 青木「前立腺のむくみが酷い」 元「はぁはぁ…いててっ泣」 青木「元、これだとおしっこ出せないから管挿れよう」 元「へ!?やだ!ダメ!」 青木「おしっこ出せないよ?」 元「出せる!トイレには行くって加藤先生と話してある!」 青木「それはここまで前立腺が腫れてない時の話だろ?」 元「…でも…トイレは自分で行きたいの!泣。トイレくらいベッドから離れさせてよ」 青木「……はぁ……じゃあ今夜はエネ挿れて寝ようか」 元「え!……いてっ…はぁぁ…マジでそこ…いたい…泣」 グチュ グチュ グチュ 元「そこ痛い泣。」 青木「エネで前立腺持続的にマッサージさせれば、とりあえず明日まではもつと思うよ?どうする?」 ………… 元「……挿れる……」 青木「エネ持って来て」 看護師「はい」 ・ ・ ・ 青木「深呼吸して」 元「はぁ…はぁ…」 プスリ…… 元「痛い!あぁぁ…痛ーい泣」 青木「力抜いて」 元「あぁぁゔ泣」 前立腺に器具の先端が突き刺さっていてめちゃくちゃ痛い。 青木「夜中様子見に来るからね」 元「グスン……泣」

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