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大嫌いな注射
【勇人サイド】
悠太達とゲームをして盛り上がってたんだけど注射の時間になってしまって看護師さんに呼ばれてしまった。
処置室の匂い嗅いだだけで緊張で吐きそう。
やりたくない……怖い…
看護師「勇人君大丈夫?」
勇人「グスン…やりたくない泣…」
看護師「勇人君注射苦手だもんね」
ガラガラ
青木「泣いてるのか」
処置室の扉が開き青木先生が入ってきた
勇人「グスン…泣」
青木「注射苦手か?」
勇人「…にが…て…泣」
青木「じゃあさっさと終わらせよう」
えっ……
青木先生に抱えられ処置台に寝かされ、手早く手足を固定された
勇人「やだ泣。怖い」
青木「嫌なら早く終わらせた方がいいだろ?」
青木先生が足に馬乗りになり、ムギュッとお尻を掴まれた
ブスッ!
勇人「ギャー!!泣」
青木「薬入るぞ」
勇人「痛ーーい!!泣」
青木「終わり、部屋戻っていいぞ」
・
・
・
勇人「グスン…グスン…はぁ…はぁ泣」
青木「大丈夫か?」
勇人「くる…し…はぁはぁはぁ」
青木「はぁ…」
息が出来ない……
左向きに体勢を変えて丸くなった
青木「口開けて」
勇人「はぁはぁ…あぁぁゔ…泣」
背後から青木先生に口の中に手を入れられ舌をグッと抑えられた
勇人「あっ…ぁぁゔ泣」
青木「大丈夫、ゆっくり深呼吸」
勇人「はぁはぁはぁ…」
青木「ゆっくりだよ」
・
・
・
背中を摩ってもらい徐々に呼吸ができるようになってきた
勇人「はぁ…グスン…泣」
青木「落ち着いた?」
勇人「グスン……泣」
青木「こっちおいで」
青木先生の後ろを着いて行きナースステーションの中へ入った。
青木「落ち着くまでここにいな」
デスクで仕事をしていた佐々木先生の隣に座らせられ、その隣に青木先生も座った。
佐々木「過呼吸なってたの勇人だったの?」
勇人「グスン…泣」
青木「少し手荒くしちゃったかな」
佐々木「森田先生で慣れてるから大丈夫だよね?」
勇人「大丈夫じゃない!泣」
佐々木「怒らなくてもいいでしょ笑。もう泣かないの笑」
佐々木先生がわしゃわしゃと撫でてくれたけど注射したところが痛くて全然テンション上がらない。
ホント注射嫌い
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