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ロング治療②
【加藤サイド】
呼吸落ち着いてきたことだし治療を始めるか。
加藤「エネ抜くから足立てて」
アザが痛々しい……全く…身体傷つけちゃって…バカだなぁ…
元「…今日はエネ無しで寝たいな…」
加藤「じゃあ治療頑張らなきゃね」
元「そもそもなんでそこ浮腫んだの」
加藤「注射の副作用」
元「えっ、、、さっき注射打っちゃったじゃん。浮腫むじゃん。」
加藤「だから浮腫まないように治療するんでしょ。深呼吸してー指入るよー」
元のいいところは深呼吸が上手なところなんだよねー
次息吐いたら指挿れるか。
チクッ
元「ゔっ……(夜中より痛み増してないか)」
うーわ。前立腺だけじゃなくて中全体的にむくんでるじゃん。
これ青木先生がエネ挿れてなかったらどうなっていたことやら……
加藤「ある程度マッサージしたらあとはバイブ挿れてここで休憩してもらおうかと思うから、長いけどがんばろね」
元「(休憩というのか……)」
・
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加藤「疲れた?電気消そうか?」
静かに目を瞑る元……
治療中にあんまりこういうことないんだなけどな。
頭側の照明を落とし、お尻側だけ治療用のライトで照らした。
加藤「目隠しも出来るけどする?笑」
元「……とりあえずいい……違った……いらない」
俺のくだらない冗談に気怠そうに返答し、深いため息をついていた。
相当怠そうだな。
可哀想だけど、浮腫んでて前立腺の位置が分かりにくいから肛門鏡差し込むしかないな。
グチュ
元「ゔわっ!!!……」
スッと肛門鏡を差し込みくるくるとネジを回して中がよく見えるように開いて固定した
元「はぁ…ぁぁ…ゔ」
加藤「キツイ?」
元「……んゔ……泣」
ポロポロと涙を流すだけでいつものような悪態をついてこない元が逆に心配になり一旦手を止めて顔を覗きこんだ
加藤「このあと器具挿れるんだけど1人で耐えられる?竹内先生呼ぼうか?」
元「グスン……」
力なくゆっくり頷く元のお腹をポンポンと摩り、竹内先生に電話をかけた
♪〜♪〜♪〜
加藤「俺、3番来れる?うん、そうそう。ついでにロング針持って来て」
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